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世界はひとつの教室 「学び×テクノロジー」が起こすイノベーション

サルマンカーン【著】, 三木俊哉【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2013/05/25
JAN 9784478020463

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世界はひとつの教室

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2021/03/21

1) 現行の教育は、人が効率良く学べる方法と乖離している。 本来、人はそれぞれの知識に「繋がり」を見出すことで、より効率的なインプットが可能になります。 しかし一方で現在の学校教育は、学習を教科に分けて、国語と数学の繋がりを見出そうとはしていない状態。 2) 75点で合格という...

1) 現行の教育は、人が効率良く学べる方法と乖離している。 本来、人はそれぞれの知識に「繋がり」を見出すことで、より効率的なインプットが可能になります。 しかし一方で現在の学校教育は、学習を教科に分けて、国語と数学の繋がりを見出そうとはしていない状態。 2) 75点で合格というテストは本当に正しいのか? 人が最も効率良く学べる方法は、各知識間に「繋がり」を見出すやり方。 だから「完全学習」は有効なのです。 「完全学習」とは「一つの知識を100%習得してから次を学ぶ学習方法」。 テストが「75点でok」だとこの概念は実現不可。 3) 混同しがちな教育の3要素。 ①指導・学習 いかに最善の学習法を提供するか? ②社会化 仲間同士でいかに協力するか? ③資格認定 「この人は〇〇について学習を完了した」ということをどう証明するか? 4) 自ら考える環境を整備することが現代教育の課題。 誰がアインシュタインに「相対性理論はここまで、次はヨーロッパ史」などと言うでしょうか? 創造性や独創性を鍛える議論をする前に、時間割と学年別で区切られた「創造性や独創性を殺す教育」から脱却すべき。 5) 行動。ただ行動。 新しく大胆なアプローチは絶対にテストされる必要がある。 現状維持はその大敵。 行動を起こさないツケは円やドルではなく、人の運命の損失に直結する。 問題があるところには解決策有りと信じて、いかに行動し失敗から学べるか。 6) 学校で生徒に対して「有給」を導入できるか? 『世界はひとつの教室』で提唱されている「完全学習」「マイペース学習」が実現されれば、「自分のペースで休みやすい」状況が生まれる可能性があるそう。 逆に、夏休みのような固定された長期の休みは脳の機能を衰えさせる可能性がある。 7) プロイセン型学習モデル(年齢別画一教育)の問題点。 年齢で教室がわかれる為、年上は年下に対してリーダシップを発揮する機会を失う。年下は年上のマネをしたり、自分にとってのヒーローを見つける機会を失う。 「完全学習」「マイペース学習」への移行加速が必須か。 8) 非認知能力を鍛えるために、「そもそも思考」を子供に身に着けさせることが有効か。 例えば運動会。 「かけっこにエントリーするか綱引きにエントリーするか」考えるだけではなく、「そもそもなぜ運動会があるんだろう?」を親と一緒に考えられるかなどですかね。 9) 「人とは違う」こと自体が本来創造的。 appleもteslaも「違い」から生まれています。 ただ現行の教室では「普通」を善とし、「不完全な数値化(主にテスト)」によって「違い」をもつ人格を排除してしまう傾向にあるそう。 「違い」は「価値」だと認識しましょう。

Posted by ブクログ

2018/10/28

"カーンアカデミーを創設したサルマン・カーンさんがウェブで無料の教室を立ち上げて軌道に乗せるまでの出来事を語った本。 日本語でしか視聴していませんが、数学はとてもわかりやすいし、それなりにコンパクトにまとまっている大変素晴らしい教材といえる。 言語の影響を受けにくい科目...

"カーンアカデミーを創設したサルマン・カーンさんがウェブで無料の教室を立ち上げて軌道に乗せるまでの出来事を語った本。 日本語でしか視聴していませんが、数学はとてもわかりやすいし、それなりにコンパクトにまとまっている大変素晴らしい教材といえる。 言語の影響を受けにくい科目なのか、数学に関するテーマが充実している。世界共通の言語=数学ともいえる学問であるが故なのだろう。"

Posted by ブクログ

2017/07/26

テクノロジーを武器に、カーンアカデミーというNPOを主宰し教育を変えていこうと活動しているサルマン・カーン氏が、教育や自身の活動について熱く語る本。 教育について興味がある僕としては、カーン氏が歴史を交えながら現在の教育の問題点とそれに対してどのような手が打てるかについて記載し...

テクノロジーを武器に、カーンアカデミーというNPOを主宰し教育を変えていこうと活動しているサルマン・カーン氏が、教育や自身の活動について熱く語る本。 教育について興味がある僕としては、カーン氏が歴史を交えながら現在の教育の問題点とそれに対してどのような手が打てるかについて記載している前半が非常に読み応えがあった。 人間が物事を理解し、興味を持つプロセスに対する彼の見解には、とても共感する。下記の記載などは、僕が漠然と思っていてうまく言語ができていなかったことを、スパッと言葉にしてくれている感じがする。 ・知識を得るためには、既に記憶している知識と有意に「体系的に関連付ける」必要がある。 ・最も効果的な教え方は、各テーマの流れや関連性、あるいは教科を超えた法則のようなものを強調することだ。 「僕にできることは何だろう。自分も自分の好きなことで大胆に動き出してみたい。」そうおもわせてくれる素敵な本だった。

Posted by ブクログ

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