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洛中洛外画狂伝
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洛中洛外画狂伝
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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
狩野永徳が、永徳になる前の話。 デビュー作でこの題材を選ぶところがなかなか。 文章は全然ながら、読ませるものがある。 足利義輝。あまり認識のなかった将軍だったけど、重要人物だったのだと近年再認識。その流れもあって面白かった。 『花鳥の夢』とは全く違う造形なのに、どこか通じるものが...
狩野永徳が、永徳になる前の話。 デビュー作でこの題材を選ぶところがなかなか。 文章は全然ながら、読ませるものがある。 足利義輝。あまり認識のなかった将軍だったけど、重要人物だったのだと近年再認識。その流れもあって面白かった。 『花鳥の夢』とは全く違う造形なのに、どこか通じるものがあるのも良かった。
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狩野永徳の一代記。足利義輝や、松永久秀、織田信長らとの関わり、絵師として成長していく。 谷津矢車氏のデビュー作。 素晴らしい。どんどん引き込まれていきます。
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狩野永徳が若い時洛中洛外図を完成させるまでの物語。狩野家には祖父の代から粉本と呼ばれる見本がありそれを見て寸分違わずコピーを作ることで生業にしてきた。しかし永徳は並外れた感性を持ち作品を描く事で狩野家の異端児となる。小説の内側に本物の洛外洛外図がプリントされており御所の前で闘鶏を...
狩野永徳が若い時洛中洛外図を完成させるまでの物語。狩野家には祖父の代から粉本と呼ばれる見本がありそれを見て寸分違わずコピーを作ることで生業にしてきた。しかし永徳は並外れた感性を持ち作品を描く事で狩野家の異端児となる。小説の内側に本物の洛外洛外図がプリントされており御所の前で闘鶏を眺めている少年を幼き日の永徳としてストーリーを膨らませているところが素晴らしい。
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