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くさる家に住む。
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くさる家に住む。
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
震災後、家のあり方について、根本から考えさせられたつなが~るず。何十年というローンを組んで大金を払い、最新の技術を取り入れた便利なだけの家に疑問を持つようになる。手間と愛情をかけ、自然と寄り添った家づくりに関わった人たちの元を訪ね、「本当に豊かな家とは… ?」を模索していく。家を...
震災後、家のあり方について、根本から考えさせられたつなが~るず。何十年というローンを組んで大金を払い、最新の技術を取り入れた便利なだけの家に疑問を持つようになる。手間と愛情をかけ、自然と寄り添った家づくりに関わった人たちの元を訪ね、「本当に豊かな家とは… ?」を模索していく。家を本当に大切に思って暮らしている人のところには、自然と人も集まっていて、個人の家でありがながら、それ以上の空間になっているなぁと感じた。
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涙がにじむほど心を打たれました。 女性建築家4人が手掛けた建築についての本です。しかし紹介される10の事例は、自然との調和、人々の暖かなつながり、手作りの喜びにあふれています。それらは現代の都市に暮らす人々の孤独と不自然さを逆照射しているのです。いや、人々というよりぼく自身です...
涙がにじむほど心を打たれました。 女性建築家4人が手掛けた建築についての本です。しかし紹介される10の事例は、自然との調和、人々の暖かなつながり、手作りの喜びにあふれています。それらは現代の都市に暮らす人々の孤独と不自然さを逆照射しているのです。いや、人々というよりぼく自身です。地域のコミュニティから切り離され、職場に友人もなく、なんて孤独な生活をしているのだろうと感じました。また、そこから抜け出すための希望の光も見えたような気がします。 表題にある「くさる」は、一見ネガティブなようですが、著者たちは次のような意味を込めています。手をかけることで熟成すること、朽ちて土に還ること、鎖のようにつながること。環境共生、自力・自足の家づくり、土に還る家、新しいコミュニティの可能性の4章にまとめられています。文章も素敵ですが、写真が素晴らしいです。本当に癒されます。 とくに、コレクティブハウス聖跡の事例は、多くの家族が一つの家に住むことで、新しいタイプの村的つながりを創り出していることに目が開かれます。取り組みの一つとして、月に20回ほど居住者が持ち回りで食事を作り、ともに食べる「コモンミール」があります。当番に当たった人は20人分の食事を作らなければなりません。予算は一人分400円。このようにして生まれたつながりの中で、震災の時は家にいた人たちが都心から帰れない親に代わって子どもたちを寝かしつけることが自然に行われたそうです。
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くさる家、とは。 熟成、朽ちる、鏈る。 経年変化を良しとする。住むごとに、時間が経つごとに味わいが、愛情が増していく。 循環可能、土に還る素材を使う。 そして、こんな時代だからこそ、人と人のつながりを大切にする。 セルフビルドで建てた家に住む人や、 多世代家族がつながるコーポラテ...
くさる家、とは。 熟成、朽ちる、鏈る。 経年変化を良しとする。住むごとに、時間が経つごとに味わいが、愛情が増していく。 循環可能、土に還る素材を使う。 そして、こんな時代だからこそ、人と人のつながりを大切にする。 セルフビルドで建てた家に住む人や、 多世代家族がつながるコーポラティブハウス。 色んな暮らし、色んな生きかた考えかた。
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