- 書籍
- 書籍
定吉七番の復活
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
定吉七番の復活
¥385
在庫なし
商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
以前「小説現代」で第1話を立ち読みして,気にはなっていたのが単行本化されていた。話はむちゃくちゃでばかばかしいけど楽しい。 二十数年前,大阪商工会議所秘密会所(OSK)は納豆カルト集団NATTOと抗争していた。当時スイスで氷河に落ちて氷漬けになったOSKの殺人丁稚「定吉七番」が...
以前「小説現代」で第1話を立ち読みして,気にはなっていたのが単行本化されていた。話はむちゃくちゃでばかばかしいけど楽しい。 二十数年前,大阪商工会議所秘密会所(OSK)は納豆カルト集団NATTOと抗争していた。当時スイスで氷河に落ちて氷漬けになったOSKの殺人丁稚「定吉七番」が回収され,解凍されることになる。
Posted by
定吉七番シリーズの続編。前作から四半世紀ぶりの復活。 文字通り、大阪商工会議所秘密会所所属の情報部員、「殺人許可証を持つ丁稚」である定吉が、四半世紀ぶりに冷凍マンモス状態から現代に復活する。最初から最後までふざけた設定。人によっては途中で放り投げたくなるかもしれないが、私自身は...
定吉七番シリーズの続編。前作から四半世紀ぶりの復活。 文字通り、大阪商工会議所秘密会所所属の情報部員、「殺人許可証を持つ丁稚」である定吉が、四半世紀ぶりに冷凍マンモス状態から現代に復活する。最初から最後までふざけた設定。人によっては途中で放り投げたくなるかもしれないが、私自身はこういうのも嫌いではない。恐らく、自分が、現在関西から離れて住む関西人だからカナ。ハチャメチャな設定、ストーリーの中にどこか懐かしい関西のノリが散りばめられ、子供の頃から慣れ親しんだ感覚が呼び起こされる。 私はこのシリーズを初めて読むが、特に前作未読でも困ることはなかった。もちろん、シリーズ読者ならもっと楽しめたかもしれないが。次回の予告らしきものがあったが、また続きがありそう??次作があるなら、また読んでみたい。 しかし、いくらパロディとは言え、モデルとなった著名人の扱い方が露骨で、正直このまま出して大丈夫なのかなと心配になった(苦笑)。まぁ、そこが面白いんですけど。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東郷隆と言えば今やすっかり時代小説の大家だが、東郷隆と言えばやっぱ「定吉七番」シリーズ。 アルプスの山中で行方不明になった定吉七番が20年の沈黙を破ってついに復活!! 著者の序文では元弁護士の市長の登場で大阪は…みたいな文言があったので「さては…」と思ったが、さにあらず。やはりOSKの敵はNATTOUなのだった。 OSK対NATTOUという二者対決だけでなく三つ巴の戦いになって終盤は大混乱。 最後には次回作の予告まであっての大サービス。
Posted by