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エネルギー(上) 角川文庫

黒木亮【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2013/01/25
JAN 9784041006047

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2023/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

資源開発を巡り総合商社マンや投資家、経産省の官僚、関係国のキーマン達や、資源開発に反対するNGO団体や網走の漁協組合とが激しく激突する超大作です。(舞台は2000〜2007年位) 自分達に有利になるように辺境の国(イラクやイラン、サハリン)に足繁く通い地道に交渉を行いますが、国際情勢や政治方針により暗礁に乗り上げたりと、一筋縄には行かない難しい状況の中でどうにか成果を上げようと奮闘するストーリーは圧巻です。 登場人物全員が胸に秘めた熱い想いや守りたいものがあり、その為に粘り強く達成しようと努力する姿に強く惹かれました。 資源開発には環境破壊が必至な中で、利権を獲得したい金沢(五井商事)、環境を守りたいNGOのとし子と漁協組合の男性は兄弟だったのです。 漁協組合の立場としては、環境破壊は防ぎたい一方で漁船の燃料確保のためにはサハリンBの開発を賛成せざるを得ず、妹のとし子はショックで涙が隠せず…。 最終的にはロシアの国営企業(実質プーチン大統領)が介入する事になり、サハリン住民(先住民族)は反発が出来なくなりました。 それでも、自分の使命感で資源開発の反対活動を行いにとし子の場面で小説は終了しました。 昨今のウクライナ情勢を受けて、サハリン2を巡る報道もあった事もあり、報道内容の理解を深めるべくサハリン2をモデルとした本書を読みました。 しかし、読了すると登場人物の熱い想いと行動力に圧倒されるばかりでした。

Posted by ブクログ

2022/08/21

ウクライナ戦争を起因とするエネルギー問題に関して、新聞で読み、興味を持ったので購入。 国や大企業が絡むビジネスの流れや細かいスキームなどを学べる本であった。 この本を読むことによって、歴史的な背景など新たな知識を得ることができた。

Posted by ブクログ

2022/03/31

サハリンの石油、天然ガス開発という超巨大プロジェクトに、日本の三井物産と三菱商事が参画し、最終的に権益の多くをロシアに取られた。 巨大案件に商社が、国や関係企業、機関がどう絡むのか、黒木さんだからこそ書ける、リアルで面白い。 巨大組織に属したことのない自分にとって、興味ある世界を...

サハリンの石油、天然ガス開発という超巨大プロジェクトに、日本の三井物産と三菱商事が参画し、最終的に権益の多くをロシアに取られた。 巨大案件に商社が、国や関係企業、機関がどう絡むのか、黒木さんだからこそ書ける、リアルで面白い。 巨大組織に属したことのない自分にとって、興味ある世界を見せてくれる。 それぞれのプレイヤーのやたらリアルな挙動を楽しむ意味では極上の一冊。 一方、ストーリーとしてはこれといった見せ場、決着に乏しく、描写を楽しめなければひたすらつまらないと思われる。 クライマックスになるはずのロシアの介入も、主人公やそれまでの登場人物もなすすべなく、淡々とやられていく感じで味気ない。 わざわざ家族を サハリンの商社マン、イランの商社マン、ファンドマネージャーそれぞれの章立てで群像的に進むが、最後まで特に絡みもないのも味気ない。

Posted by ブクログ

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