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教師のゲートキーピング 主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて

スティーブン・J.ソーントン【著】, 渡部竜也, 山田秀和, 田中伸, 堀田諭【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春風社
発売年月日 2012/10/01
JAN 9784861103285

教師のゲートキーピング

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2018/12/04

 なぜ同じカリキュラム、同じ学校、同じ教科書を使っている教師でも、実際に行われる授業は同じにはならないのでしょうか。この実態を説明するのが、教師の「ゲートキーピング」という考え方です。日々、教師は学校やクラスの置かれた状況に合わせて公的カリキュラムと上手く折り合いをつけながら授業...

 なぜ同じカリキュラム、同じ学校、同じ教科書を使っている教師でも、実際に行われる授業は同じにはならないのでしょうか。この実態を説明するのが、教師の「ゲートキーピング」という考え方です。日々、教師は学校やクラスの置かれた状況に合わせて公的カリキュラムと上手く折り合いをつけながら授業をおこなっています。まさに教師は、自身の裁量に合わせて、カリキュラムを調整し実践する門番(ゲートキーパー)と捉えることができるでしょう。  本書は、上記の「ゲートキーピング」概念を提唱した米国の社会科教育研究者であるS.ソーントンの著書『Teaching social studies that matters 』の翻訳本です。本書においてソーントンは、国や自治体によって作成された公的なカリキュラム(計画されたカリキュラム)のみでなく、教師がそれを調整し実施しているカリキュラム(実施されたカリキュラム)に焦点を当てていく必要性を述べています。なぜなら、どんなに質の高いカリキュラムを提供しても、教師がそれを活かすことが出来なければ、学校現場の教育改革は起こらないからです。教育改革の成否は、何よりも教師の資質向上にかかっており、学校や子どもの状況に合わせて上手くカリキュラムを実施していけるような教師が求められます。  本書では、そのような「ゲートキーピング」概念だけでなく、米国における教育改革の動向やカリキュラム改革の歴史が掲載されており、米国のこれまでの教育について知る上で、とっておきの一冊になっています。将来、教員を目指している学生、教員養成や教師教育、教科教育について興味がある方に、ぜひ読んで頂きたい一冊です。 (ラーニング・アドバイザー/教育 UEHARA) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1464042

Posted by ブクログ

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