1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

古典力 岩波新書

齋藤孝【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥880

¥110 定価より770円(87%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2012/10/22
JAN 9784004313892

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/24(水)~4/29(月)

商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/06

なんとしても、引用したい文を見つけようと思って読むと読む際の積極性が格段に高まる 論理と言うより感覚で選ぶ方が、自分自身にとっても気づきのある感想文となりやすい。なぜこのバラバラに見える。3つの文を自分は選んだのだろうかと自分の内側を探っていくと感想は深まる。 引用なくして読書な...

なんとしても、引用したい文を見つけようと思って読むと読む際の積極性が格段に高まる 論理と言うより感覚で選ぶ方が、自分自身にとっても気づきのある感想文となりやすい。なぜこのバラバラに見える。3つの文を自分は選んだのだろうかと自分の内側を探っていくと感想は深まる。 引用なくして読書なし 引用力なくして、古典力なし 古典は孤立した峰ではない影響力があるからこそ、古典とされる。古典は川の源泉だ。支流から遡れば、古典に行き着く、古典に行き着くルートはあちらこちらにある。 神は細部に宿る まずは断片断片を身につまされる形で知るそこから始めるべきであります 自分で考えて行くために本を読むと言う場合、少なくともさしあたって断片が直接自分にどう突き刺さってくるかが問題であります 全体の筋に気を取られるよりもその中のどれか一句でもいいからとにかく自分と出会うというか自分に突き刺さってくる章句をまずは自分で発見すること。これが一番肝要です。つまり個々の断片を全体につなぐ前に、むしろ全体からある断片を取り出して、その断片を自分につなぐ。 気づきは、なんとなく生まれるものではなく、惹きつける課題意識が反復によって心の習慣となり生まれるものだ。まずはとにかく1つでも自分の経験と結びつけると言う強い思いを持って古典を開く。 古典の文脈を客観的に把握しつつ、自分の経験や主観を絡める、このバランス感覚が古典の読みでは必要であり、また、古典によってこのバランス感覚が鍛えられる 近代的なロマンティックなものは、主観的方法によって作られ、古代的なクラシックなものは、客観的手法によって作られると言う考え方がゲーテにはある 形だけの謙虚さは自己保身であることが多い。本当に偉大な物を知るものこそ、本当の意味での謙虚さを身に付けることができる。表面上、謙虚なものの、言い方をするかどうかは問題ではない。古典力は、神の謙虚さを教え、その分同時代人に対する恐れや引け目を減らし、意欲の持続を助ける、また、自らの独創的才能の涸渇に怯えることもなくなる。 古典の良さは、偉大な精神の空気をそこから吸い込むことにある。その新たな息吹きでなす事は、古典の模倣とは限らない。自己を限定する技術は、懐の深い古典との出会いを通して磨かれる古典を鏡として自分には何ができるのだろうかと自問することで、自分の道が見えてくる。 自己発見のプロセスが、古典力の醍醐味である。

Posted by ブクログ

2024/01/19

「齋藤流「古典のすすめ」。ヤマ場を臨場感たっぷりに感じる「クライマックス読み」、映画やドラマなどから源流を辿る「さかのぼり読み」、読破にこだわらない「パラパラ断片読み」など、これまでにない、古典への近道を伝授。『論語』『罪と罰』から『夜と霧』『百年の孤独』まで、齋藤版古典五〇選(...

「齋藤流「古典のすすめ」。ヤマ場を臨場感たっぷりに感じる「クライマックス読み」、映画やドラマなどから源流を辿る「さかのぼり読み」、読破にこだわらない「パラパラ断片読み」など、これまでにない、古典への近道を伝授。『論語』『罪と罰』から『夜と霧』『百年の孤独』まで、齋藤版古典五〇選(さらにおまけの五〇選つき)も詳しく紹介。」 目次 第1章 古典力を身につける―今、なぜ古典力が必要なのか 古典を読むための十カ条(一通りの知識を事前に得る;引用力を磨く;さかのぼり読み―古典の影響を読み取る ほか) 第2章 活きた古典力―四人の先人のワザ(実践を支える古典力―渋沢栄一の論語の活かし方;孔子に学ぶ古典力―古典がつなぐ仲間意識;ゲーテに学ぶ古典力―偉大なものを体験する ほか) 第3章 マイ古典にしたい名著五〇選(作品世界にどっぷり浸かる;たった一冊の本が、時代を、社会を変えた;古代の世界は骨太! ほか) 著者等紹介 齋藤孝[サイトウタカシ] 1960年静岡県生まれ。1985年東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門、教育学、身体論、コミュニケーション論

Posted by ブクログ

2023/06/28

「学術書を読む』に引用されていたので読んでみた。久しぶりの齋藤孝先生の本ということで楽しく読んだ。 「マイ個展」という考え方は新鮮で面白かった。でも、終始「古典礼賛」の空気がずっと強くて、古典に触れたことない人がこれを読んで「古典」を読みたくなるのかと疑問に思った。どれも基本的に...

「学術書を読む』に引用されていたので読んでみた。久しぶりの齋藤孝先生の本ということで楽しく読んだ。 「マイ個展」という考え方は新鮮で面白かった。でも、終始「古典礼賛」の空気がずっと強くて、古典に触れたことない人がこれを読んで「古典」を読みたくなるのかと疑問に思った。どれも基本的には難解で長い本だから、それと対話するという選択は結構ハードル高いよなあとどうしても思ってしまう。一冊でも読めば、齋藤先生がどうしてこんなに古典作品を薦めるのかわかるだろう。ただ、古典と向き合ったことない人にとっては、良いきっかけになり得るのかなあとも。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品