あらすじ…小夜子さんは女の子だけが好き。 わかっているのに報われない恋に挑み続ける不憫なﾓﾃﾒﾝ・山切。 乙女にﾓﾃちゃう女子やら初な妹ちゃんやら女装男子やらを巻き込んで、恋模様は大☆混☆戦!? 欲望と純情のﾊｻﾞﾏで揺れ動く少～しｴｷｾﾝﾄﾘｯｸな小夜子さんとその周辺が巻き起こす、ちょっぴりｷﾜどいﾄﾞﾀﾊﾞﾀｷﾞｬｸﾞ狂想曲。 可愛い表紙で手に取り易く、門地さんの百合本!?と衝動買いしてしまった1冊。 読んでみると、しょ～もなさと下ﾈﾀの多さに吹きましたが笑)、本格的な百合の描写はなく、女子が好きな女子をどうやってこっちに向かせるか(男視点)と、百合女子が女子にﾄｷﾒく場面を面白おかしく、短編ｷﾞｬｸﾞﾀｯﾁで描かれています。 しっかりとした百合物語を期待して購入すると痛い目を見ますが、 百合ｷﾞｬｸﾞﾏﾝｶﾞとしてｻﾗｯと楽しむには楽しめます。 普段の門地さんの美麗男×男に慣れているせいか、今回の美人だったり、可愛い女の子だったりがふと、男の子に見える時……が… ……私だけでしょうか…?笑) 巻頭から、友人の胸を触る機会に恵まれ激しく動揺する主人公小夜子の美人かつ変態っぷりがすさまじく、ﾌﾞｯ飛んだ作品ですが、 軽く百合に興味がある、百合好きな女子を好きになってあたふたする男が見たい笑)、または門地さんのｺﾏのあの激しいﾃﾝﾎﾟが好きという方は笑)、ぜひご一読下さい。 BL好き女子で、門地さんの作品を読まれた事がある方にもｵｽｽﾒです。