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冥土めぐり

鹿島田真希【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/07/10
JAN 9784309021225

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商品レビュー

3.1

157件のお客様レビュー

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2023/05/12

2話載っている本です。 1話目の冥土めぐりは芥川賞受賞作のようですが、私には何が言いたいのか、良さがさっぱり分かりませんでした。 2話目は少し面白いと思いました。

Posted by ブクログ

2022/02/23

『冥土めぐり』 第147回芥川賞受賞作。 強欲で陰湿な母親と弟に、金をたかられ食い物にされる主人公とその夫。母親と弟が本当に嫌な人物で読んでいて気分が悪くなった。実家に対しての主人公の主体性の無さが目立ち、読んでいてもどかしかった。そういう気持ちが沸き起こるのだから、著者の狙いは...

『冥土めぐり』 第147回芥川賞受賞作。 強欲で陰湿な母親と弟に、金をたかられ食い物にされる主人公とその夫。母親と弟が本当に嫌な人物で読んでいて気分が悪くなった。実家に対しての主人公の主体性の無さが目立ち、読んでいてもどかしかった。そういう気持ちが沸き起こるのだから、著者の狙いは成功してるのかもしれない。脳の病気を患い杖をつき、車椅子生活の夫。主人公は無職の夫を支え、かいがいしく世話をする。タイトルの冥土めぐりとはどういう意味なのか最後まで言及されなかったが、主人公たちが訪れる母の過去の思い出のホテルを、死者が訪れる冥土になぞらえているのかもしれない。 『99の接吻』 冥土めぐりよりも面白かった。3人の姉を愛する末っ子の菜菜子が主人公。少女趣味的ではあるが、無垢な愛が描かれている。

Posted by ブクログ

2020/04/18

最近、純文学を受け付けなくなってしまった…。心が、耕されることを全く望んでなくて、他人の過剰な表現意欲についていけなくなってしまっている。もっとサービスしてほしい。俺を楽しませてくれ!と仕事の反動で感じるようになってしまった。こちらから本や作者に寄り添うような読み方が、いつの間に...

最近、純文学を受け付けなくなってしまった…。心が、耕されることを全く望んでなくて、他人の過剰な表現意欲についていけなくなってしまっている。もっとサービスしてほしい。俺を楽しませてくれ!と仕事の反動で感じるようになってしまった。こちらから本や作者に寄り添うような読み方が、いつの間にか出来なくなってしまった。これはこれで、受け入れないとな。心が荒んでいるのか、それとも満たされているのか。いずれにせよ、純文学は食傷気味です。多分、本の評価も、純粋な評価とはほど遠い、日記のような評価になっています。参考にしないこと。

Posted by ブクログ

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