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道徳教育はホントに道徳的か? 「生きづらさ」の背景を探る

松下良平【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本図書センター
発売年月日 2011/10/01
JAN 9784284304474

道徳教育はホントに道徳的か?

¥770

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2018/10/13

inculcationとしての道徳教育を批判して、市場モラルと共同体道徳の間で現在の道徳理解が揺れているとし、その両者をうまく止揚する形で道徳教育に活かしていこうと提案しているようだ。

Posted by ブクログ

2018/08/21

道徳教育の「読み物資料」を読んだときにいつも感じる居心地の悪さの正体を、丁寧に解き明かしてくれる。ただ、その理路は結構ややこしい。第1章だけだと、美談にただ難癖をつけているように見えなくもない。しかし、著者の議論に根気よく付き合っていけば、著者がこの問題について粘り強く誠実に考え...

道徳教育の「読み物資料」を読んだときにいつも感じる居心地の悪さの正体を、丁寧に解き明かしてくれる。ただ、その理路は結構ややこしい。第1章だけだと、美談にただ難癖をつけているように見えなくもない。しかし、著者の議論に根気よく付き合っていけば、著者がこの問題について粘り強く誠実に考えてきたことが分かる。要点は第9章と「おわりに」できちんと整理されいる。ブックガイドでは、ブーバーとかコミュニタリアンとかが紹介されていたが、私はレヴィナスとかハーバーマスとかをイメージしながら「共同体道徳」の話を読んでいた。あと、「市場モラル」と「共同体道徳」という議論の建て方を、「法家」と「儒家」、また儒家の中なら「朱子学」と「陽明学」、あるいは日本近世の文学なら「義理」と「人情」、等々の問題の建て方と似ているなぁと思いながら読んだ。いずれにせよ、生活世界が「市場モラル」一色に染め上げられることの危険性、および、「市場モラル」を適用(利用)する場の適切な設定について自覚的に考えることが、これから道徳教育を考える上でのポイントになると思った。

Posted by ブクログ

2017/11/17

高校生のときにたまたま図書館でみつけて一気に読んだ本。大学生になっても読み返した。後半はあんまり賛同できないが、「手品師」に対する筆者の考え方には同感。自己愛の重要性を認識できた。

Posted by ブクログ

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