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風の扉 新装版 文春文庫

夏樹静子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/06/10
JAN 9784167184308

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商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2019/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ある程度のオチは早期に分かる。これが約40年前に出た、というところに夏樹さんの凄さがあるし、この当時の空気感が分からないとこの本をリアルに読めないのだろう。

Posted by ブクログ

2018/05/25

夏樹静子だから、とりあえず殺人事件が起こって、誰が解決するのかなと思いきや、これはSF?ホラー?それとも社会派? 着物の下絵作家の巨匠百合沢に一度破門された男が、再度弟子入りを願いに行ったところ、才能だけでなく作家の存在自体を否定され、殺意を抱く。帰り道で百合沢を見かけ、手に持...

夏樹静子だから、とりあえず殺人事件が起こって、誰が解決するのかなと思いきや、これはSF?ホラー?それとも社会派? 着物の下絵作家の巨匠百合沢に一度破門された男が、再度弟子入りを願いに行ったところ、才能だけでなく作家の存在自体を否定され、殺意を抱く。帰り道で百合沢を見かけ、手に持っていたナイフでめった刺しにするが、その後百合沢は生きているとの記事を目にする。 この本の売りは「夏樹静子って、こういうのも書くんだ」という点のみであって、☆4をつけているのはそれだけである。面白いとかそういうことを書いても、夏樹静子なんて80年代ミステリブームの人でしょ、と切って捨てられるだけなので。 まず、最初の殺人(?)は、コテコテといろんな盛り付けはされるものの、ちょっと動機も何も単純すぎるし、偽装も何もしようがないし、どうやってこれを最後まで引っ張るのかと思うだろう。しかし、次の章でなんだか分けのわからない話が始まり、中盤までに読者全員が「あーなるほどね」と解ってしまう。 その解ってからがしばらくもどかしく、早い話が解っているのにわからないふりをするような話が続くので、間違いなくだれてしまう。 終盤、事件が起こるあたりから一旦話がリズムよく進むのは、やはり殺人事件=解決のために警察が動くというあたりを描きなれているからであろう。それ以外の描写は全体にイマイチだ。 いろいろと都合が良すぎるのはともかく、むちゃ描きよんなと思いながら読んでいると、ちゃんと「HLAの一致を確認」など、調べたあともしっかりあって、だったらもう少し倫理観的な部分を典子と読者に丸投げするんじゃなくて、両論のせめぎあいで後半を占めたほうが良かったのではないかというのがネタバレ的な締め。

Posted by ブクログ

2014/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間は脳なのか肉体なのか。。 と言う話に尽きます。。 どうなんでしょう。。 移植はいいけど、全部とっかえってのは どうも・・・納得いきません。。

Posted by ブクログ

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