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失われた時を求めて(2) スワン家のほうへ Ⅱ 岩波文庫

マルセルプルースト【著】, 吉川一義【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/05/19
JAN 9784003751114

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商品レビュー

4.4

10件のお客様レビュー

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2024/02/14

(2024/02/14 4h) とにかくページを繰って読み進めるぞ!という意気で1巻2巻と読んでいる。 この第2巻は第1巻よりも目に留まる文章が多く、読みやすさを感じた。 美しい情景描写や共感できる恋愛の仕方など。 引き続き訳者解説が秀逸で、読んでいて混乱してしまっても最後に...

(2024/02/14 4h) とにかくページを繰って読み進めるぞ!という意気で1巻2巻と読んでいる。 この第2巻は第1巻よりも目に留まる文章が多く、読みやすさを感じた。 美しい情景描写や共感できる恋愛の仕方など。 引き続き訳者解説が秀逸で、読んでいて混乱してしまっても最後に見事に内容がまとめてあるので、安心。 読み進める気持ちを維持するのに大きく力を買ってくれているとおもう。

Posted by ブクログ

2022/04/20

「『いやはや、自分の人生を何年も台なしにしてしまった。死のうとまで思いつめ、かつてないほどの大恋愛をしてしまった。気にも入らなければ、俺の好みでもない女だというのに!』」p.422

Posted by ブクログ

2022/02/26

失われた時を求めて 2巻。 1巻はこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4003751094 1巻の語り手が生まれる前の、中年ユダヤ人スワン氏のお話。『わたし』が誰かから聞いた話として語っているんだが、それにしても状況...

失われた時を求めて 2巻。 1巻はこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4003751094 1巻の語り手が生まれる前の、中年ユダヤ人スワン氏のお話。『わたし』が誰かから聞いた話として語っているんだが、それにしても状況やら心情やら詳しすぎる 笑 【第2部 スワンの恋】 読む前は、1巻1巻の「スワン家の方へ」「スワンの恋」という題名から、主人公のロマンチックは思い出を想像していたので、スワンというのが中年ユダヤ人というので考えていたのと違ったかも 笑 語り手が生まれる前の話なのに、たまに「わたしは」として語り手の考えも出てくる。 2巻の舞台はパリで、このスワン氏の恋の相手は、オデットという名前のパリの粋筋(高級娼婦?)の女。 スワンとオデットと言われたら美しいものを考えるのだが、実のところは上流社会のサロンでの人間関係物語。誰と付き合うかの見定め、恋も人間関係も仕事も駆け引き、影響力確認のために誰かを貶めることもある。 サロンの中心はヴェルデュラン夫人とその夫。サロンメンバーは、上流社会入りしようとするがイマイチ駄洒落が面白くない医者のコタールと夫に尽くすその妻、気が弱くいじめられるサニエット(いじめもサロンのルールみたい(^_^;))、オデットの愛人の一人フォルシュヴィル伯爵。興味深いのが、同性愛者のシャルリュス男爵。オデットと一緒にいるため愛人かと言われるが、スワン氏からは同性愛者だから安心だと思われて、むしろオデットのお目付け役を頼まれたりしている。本人もきっと洒落もんなんだろうなあ。 この巻は、スワン氏の心の動きが詳細に記載されている。 オデットは高級娼婦のため、他にも男がいるが、スワン氏は彼女にお金を送っている。冷めてもサロンでバカにされても送るのか、そういうもんなのか。 スワン氏の心を捉えるのはヴァントゥイユという(1巻にも出てきた)作曲家が作ったソナタだ。 1巻でも感覚を味や音で表現していたが、2巻では音楽の感じ方や絵画を見た感想で表現されている。 スワン氏がオデットに恋を感じる場面と、冷めたなって感じる場面で聞くのはヴァントゥイユのソナタ。ソナタを聴きながらスワン氏が感じた気持ちの移り変わりが結構長い場面で語られてゆく。 そしてスワン氏が絵画にも詳しいので、色々な絵画を言葉で表現されているのだが、それがその時のスワン氏の心情と合っているようだ。 【第3部 土地の名、名】 他人(スワン氏)の話から、語り手の考えに戻ってきた。 ヴェネツィア、フィレンツェなど、行ったことのない土地の名前について色々考える。 「行かない旅行の空想」は、先日読んだサヴォアの作家グザヴィエ・ド・メーストル「部屋をめぐる旅」を連想した。(メーストルの著書のほうが先です) https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4864882312#comment そして語り手の過去回想に戻る。 1巻の舞台コンブレーより数年後の話。語り手一家はパリに戻ってきている。語り手がシャンゼリゼ公園に行った時に、ジルベルトという娘に会う。これは1巻でも出てきたスワン氏とオデットの娘だ。 …「スワンの恋」で散々スワン氏の心情、しかも冷めるまでを書いていたのに、その後結婚したのか! 最初は公園で見かけるだけのジルベルトの名前を聞いた時に、人間と名前の関係や、名前が自分の傍を通り過ぎる感じがしたんだとか、音を聞くことにより人間の認識にどう作用するかが文章で表されているのが面白いなと思った。

Posted by ブクログ

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