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不道徳な経済学
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不道徳な経済学
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商品レビュー
3.6
27件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なかなか面白い考え方だった 常識や良識といった「なんとなく思っていること」について的確にメスを入れていく爽快感はある この話は法律へも徹底的に批判していく ただし持論を成立させるために少し話を持って行きすぎているようで引っかかった 何かを批判するのは簡単で理想論を振りかざすのは自由だが現実性を示すことは難しく、それを説明し理解させるのは難しい 多分著者は公務員嫌いで、私も同じなので共感できたことは多いと思う 発展途上国への支援が無意味、逆効果であることは分かりやすく納得できた 支援という暴力はその国の市場を破壊することで、高官の利権を生み、一部の人間周辺の利益のみを与える それでもボランティアを叫ぶ人間は現状を知ろうともせず支援を続ける
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不道徳とみなされている職業や行為に対して擁護されてみると、無理くりだよ、それは……と思うものもあるけれど、言われてみればそうだよな、と思うことも多くあった。P247『企業家はいわばチャンスブローカーであり、みんなが利益を得られる機会を逃さないようにするのが彼の仕事だ。』はごもっと...
不道徳とみなされている職業や行為に対して擁護されてみると、無理くりだよ、それは……と思うものもあるけれど、言われてみればそうだよな、と思うことも多くあった。P247『企業家はいわばチャンスブローカーであり、みんなが利益を得られる機会を逃さないようにするのが彼の仕事だ。』はごもっとも。思い返せば「常識を疑い一歩立ち止まって考えること」ってほぼ無い。この本で貴重な体験ができた気がする。
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タイトル通り リバタリアンの立場から、非道徳的な好意・人を弁護していく。 古い議論だが、それなりに面白い。 タチバナさんの超訳はうまい。
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