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背徳のメス 新潮文庫

黒岩重吾(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/01/28
JAN 9784101148038

背徳のメス

¥220

商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2019/10/31

「オレを殺そうとしたのは誰だ?」手当たり次第に女と遊ぶ不良医者を恨む者は多い。社会派サスペンスの傑作。さすが、直木賞受賞作。戦後の日本の荒んだ雰囲気に驚きます。女性の行動・心理も今と違います。ただ、いつになっても女心はわからないものですね。

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2019/01/26

何十年か振りに再読。やはり面白い。「白い巨塔」以前に書かれた医療過誤や医学界の封建制を描いた問題作。未だ戦後色濃い大阪の貧民街を舞台に、高度成長を続ける空気との断絶感も味わい深い。植医師が主人公として話は展開しているが、この小説をより芳醇なものにしているのは、婦長の信子・薬剤師の...

何十年か振りに再読。やはり面白い。「白い巨塔」以前に書かれた医療過誤や医学界の封建制を描いた問題作。未だ戦後色濃い大阪の貧民街を舞台に、高度成長を続ける空気との断絶感も味わい深い。植医師が主人公として話は展開しているが、この小説をより芳醇なものにしているのは、婦長の信子・薬剤師の伊津子・奔放な看護婦の妙子の女性陣の巧みな描き方だ。特に、人間の深い業を感じさせる最後の信子の遺書は圧巻。

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2016/05/28

主人公である植は戦中、戦後に徘徊したその層や時代背景のの体現であり、ある断面を切り取ったものである。だから貧民街の事前病院で学位はなく、バイトや女とのやりとりを好き放題やり、それも原因のひとつとして殺されかけ、その謎を解いていくとい物語。でもそれは解説を読んでそう思った訳で、読ん...

主人公である植は戦中、戦後に徘徊したその層や時代背景のの体現であり、ある断面を切り取ったものである。だから貧民街の事前病院で学位はなく、バイトや女とのやりとりを好き放題やり、それも原因のひとつとして殺されかけ、その謎を解いていくとい物語。でもそれは解説を読んでそう思った訳で、読んでるときはこんな設定あったのかな?という感じが全てだ。 歴史物黒岩作品とは異なるジャンルをよんで、黒岩作品のベースは変わってないと再認識した次第。

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