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八日目の蝉 中公文庫

角田光代【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2011/01/21
JAN 9784122054257

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八日目の蝉

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商品レビュー

3.9

1567件のお客様レビュー

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2017/07/05

憎むべき相手は誰?

前半は別れた愛人の子を誘拐して逃亡生活を続ける希和子目線、後半は誘拐された薫が大人になってからの恵理菜目線で話が進む。 誘拐は卑劣極まりない犯罪、と分かっていても何故か前半では希和子が捕まらないで欲しいと思ってしまう。 それが後半、恵理菜が主役になると、その苦しい胸の内に...

前半は別れた愛人の子を誘拐して逃亡生活を続ける希和子目線、後半は誘拐された薫が大人になってからの恵理菜目線で話が進む。 誘拐は卑劣極まりない犯罪、と分かっていても何故か前半では希和子が捕まらないで欲しいと思ってしまう。 それが後半、恵理菜が主役になると、その苦しい胸の内に哀れを感じてしまう。 本当に憎むべき人はいたのだろうか?確かに愚かな人たちだったけれど・・・。 まあ、一つ言えることは、男が情けない! そして、ラストの、海に踊る光の情景がとても美しくて、心に響く。

ミルク

2016/06/29

犯罪者

誘拐は確かに犯罪。 しかし『お母さん』らしいのはどっち?と問われると私は『誘拐犯』をお母さんだと思ってしまう。読み進める手が止まりませんでした。

鹿内美保

2024/04/14

読み終えましたが感情がカオスです。きわこは母性が強いのはわかりますが、人の子を拐うまで理性がなくなるのがわからないです。実母よりよほど母性が強く目線から愛が溢れていて薫の気持ちを丁寧に察しながら親をしていたと思います。 実母は被害者なのはわかるが世間的には犯罪者とされるきわこより...

読み終えましたが感情がカオスです。きわこは母性が強いのはわかりますが、人の子を拐うまで理性がなくなるのがわからないです。実母よりよほど母性が強く目線から愛が溢れていて薫の気持ちを丁寧に察しながら親をしていたと思います。 実母は被害者なのはわかるが世間的には犯罪者とされるきわこよりも母性においては子供くさく未熟。未熟さをも被害者というよろいで守ってるかのようでした。きわこですが母性の強さと不倫といういけない関係は同一人物で、堕胎させられたにしても 同じ人間でも多面性があるなと思いました。実母も若い子と不倫していたようだし薫の両親はダブル不倫してるんだから薫が学生で孕んでも不思議ではないなと思いました。薫は事件のせいでと言いながらも実の両親よりきわこ個人についてはあまり恨みを持っていない印象でそこが救いでした。 救いと言ってる時点できわこに肩入れしてしまう自分がずっといたし、薫も覚悟を決めて幸せになって欲しい。きわこは最後薫!なんて心で叫んでいたようだけど似た年齢の女性がきたら薫!ってその都度思うのかな?神々しいと書いてあったから4年限定の親の直感だったのかな。 すれ違ったのは残念だけど、いつかあって今までのこと分かち合える時がきたらいいのになと思いました。千草には2人目のお母さんとして薫を見守って欲しいです。 エンジェルホームでの描写は面白かったです。普段のぞけない世界なので、、、

Posted by ブクログ

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