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いま、会いにゆきます(1) 大活字文庫83

市川拓司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大活字/大活字
発売年月日 2005/01/01
JAN 9784860552015

いま、会いにゆきます(1)

¥770

商品レビュー

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2011/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまには大人の読む本もとて手に取ったんだけどちょっと私には向いてなかったな。 頭がいいってどういうことなのかすごく考えてしまった。もの忘れが激しい病気の人間は、こういう語彙の多い文章は書けないと思うんだけど、それは単純にそういうことではないのかな。息子への語りかけで、主人公がそれなりにいろんなことをたくさん知ってるっていうのがほのめかされてるのもそれと同じ違和感。でもその病気のせいで生活に不自由してるという話。不自然で嘘くさい。あと、父子家庭の人たちってこれほど余裕を持って生きてない。子どもの世話でかつかつ。そういう嘘くささを漂わせたまま、他の人ができることがそれほどうまくできない主人公だけど、日常の些細なできごとをみつめて大事に生きてますみたいな導入がなんかもう受け付けない。日常を深く考察する系は、例えば大島弓子なんかもそうだと思うんだけど、あれは別に読んでて不愉快には思わない。書いてる人たちはそれなりに頭がいいので、その頭のよさを感じさせないほんとうにその辺の人の生活を書くっていうのは難しいことなんだなあ。 なんていうか、29歳の男の人ってたぶんこんなに達観してないんだよね。もっとドロドロしていろんな嫌な事考えたりしてて(私女だけど、このへんの事情はそれほど変わらないかと)、そういう匂いが一切しないでただ普通の生活をそれなりに幸せに生きてるっていうスタンスがもう現実離れしてる。それとも、配偶者が亡くなったりすればこんな風に達観できるもんなんだろうか。 あと、このシリーズほんとに字が大きいですね。ここまで大きいとは。

Posted by ブクログ

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