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ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

クレア・キップス(著者), 梨木香歩(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/11/11
JAN 9784163733005

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ある小さなスズメの記録

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商品レビュー

4.1

102件のお客様レビュー

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2023/01/17

感想 ペットではなく友人。ともすると人間は万物の長であると思い込んでしまう。そんな奢りを捨てることで自然の美しさが目に入る。真摯に向き合う。

Posted by ブクログ

2022/11/12

この本は、「ライオンのおやつ」等の作者でもある、 『作家小川糸さん』が、ドイツ、ベルリンの公園での 心休まる読書の時間を楽しむため、 読んでいた本の中で文庫版が出ている本書を その大切な時間を楽しむ相棒として選んだ、 その事実に刺激され読むことにした。 これは時代的に...

この本は、「ライオンのおやつ」等の作者でもある、 『作家小川糸さん』が、ドイツ、ベルリンの公園での 心休まる読書の時間を楽しむため、 読んでいた本の中で文庫版が出ている本書を その大切な時間を楽しむ相棒として選んだ、 その事実に刺激され読むことにした。 これは時代的には第二次世界大戦時。 日本と同様に対戦下は物資が悉く不足し、 エネルギー、人材、食料と不足だらけのイギリスロンドン。 (1940年7月〜1952年8月) ドイツから執拗に空爆を受けている当時、 親雀がそのこ雀の体躯の障害を見抜き、 羽化して間もなく巣から放り捨てた子雀を、 作者のクレア・キップス婦人が救ったことから始まる。 キップス夫人は寡婦であり、ピアニストであり、 市民防衛隊の一員であった。 その雌雄が判別すると名前をクラレンスと名付けた。 この本の素晴らしいところは、動物学者でもない彼女が、 その真摯な態度と探究心で、まるで鳥類学者でも分からぬほどの 深い真実を探究しているところでもある。 愛情を持ち深い観察を粘り強く続ける態度は、 愛玩動物に対するそれではすでになく、 生命に対する尊厳を持ち続け あらゆる情報を得ようと工夫と辛抱を続けた事実がわかり、 途中から読むのをやめられなくなったほどだ。 前半5〜6歳頃のクレランスの一生の中で輝く時代の素晴らしさの 表現も楽しく目を見張るが、 老年期に入り大病をし、12歳で死ぬまでの、 彼の日常への眼差しや工夫観察、 洞察の素晴らしさは哲学とも呼べるような、一種荘厳な時間を感じた。 手の中に隠れるようなイギリスの家スズメだが、 命には動物も人間も垣根がないように感じられる。 手放しでお勧めできる名作である。

Posted by ブクログ

2021/05/18

買ってから数年積読してしまっていたが、犬を飼うようになった今こそ読むタイミングだったのだとしみじみ思った。 生き物を飼えることの幸せを噛み締めることができた一冊。 巻末の、今回は訳者でもある大好きな作家・梨木香歩さんのあとがきにとどめを刺された……

Posted by ブクログ

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