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私のマルクス
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私のマルクス
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商品レビュー
4.3
19件のお客様レビュー
私が今もっともはまっているといってもいいかもしれない、佐藤優の回想記。「私のマルクス」という題名だが、マルクス論というよりは、自身の高校、大学時代の回想記、という趣のほうが強い。時系列的にいえば、「先生と私」、「十五の夏」の次だ。まさに、私が知りたかった時についてだ。東欧・ソ連を...
私が今もっともはまっているといってもいいかもしれない、佐藤優の回想記。「私のマルクス」という題名だが、マルクス論というよりは、自身の高校、大学時代の回想記、という趣のほうが強い。時系列的にいえば、「先生と私」、「十五の夏」の次だ。まさに、私が知りたかった時についてだ。東欧・ソ連を旅した優君が、いかにして佐藤優になったのかが非常によくわかる。あらゆる面ですごい人だということを再認識させられる。佐藤優について、もっと知りたい。続いて、「国家の罠」を読み始めた。
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小生は「神学」は全く知らないし、「マルクス」も入り口しか知らない様なものだが、それでも著者の知的遍歴が凄いことは理解出来る。 1980年頃の京都・同志社大学の騒然たる雰囲気は、まるで70年代の東京の様である。何とも懐かしさをも覚えるが、京都では80年代にもなってもあの状況が続いて...
小生は「神学」は全く知らないし、「マルクス」も入り口しか知らない様なものだが、それでも著者の知的遍歴が凄いことは理解出来る。 1980年頃の京都・同志社大学の騒然たる雰囲気は、まるで70年代の東京の様である。何とも懐かしさをも覚えるが、京都では80年代にもなってもあの状況が続いていたのかと驚いた。 それにしても著者はよく外務省に採用されたものだ。よほど当時の調査が甘かったのか、それとも組織の懐が深かったのか。 本書は同時代を生きた人間にとっては興味深いが、それ以外の読者には理屈っぽいと敬遠されるのではないかとも思った。しかし小生には読んで興奮する本であった。
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もっとマルクスに関する説明や考察がたくさんあるのかと思いきやほとんどが青春時代の想い出や神学論に終始してたように思う。 梯子を外された感はあるけど内容自体は読み応えがあった。 神学論の下りに関しては、相変わらず自分には難解だったかな。
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