かもめのジョナサン完成版の後に読んだ。私にはまさにジョナサンの続編のように感じた。 題名が示すようなこなとが書かれていて、こういうことの答えを探す人にはとても良い本だと思う。 さらに、 アノミー化した現代社会、経済のオルタナティブを考える上でのヒント、ポイントを読み取ることもできる。 幸福のパラドックス。 則天去私とか、敬天愛人に通じるものかもしれない。 マズローの5大欲求、欲望、それが悪魔の碾き臼を回す原動力であり、それと同時に起こる自殺の増加。 その、原動力たる欲望をいかにするかを考えねば、オルタナティブたりうるものにはならないだろう。

読むにはもっと心を病んでから。 悩むのが大事ってあった。自分は悩む力が弱いからまだこの本を読めないのだろう…。 ０１ 空虚感ってのは分かった。幼い頃、自分の最大の敵は「退屈」だった。 母によく「鯛が靴はいたぁ～。」とわけのわからないことを訴え続けたことは鮮明に覚えている。 何かないと不安になる。それは大人になっても変わらない。それどころか強迫観念になってより恐ろしいものになる。 空虚と向き合う方法が、今日日本人から抜けてしまった宗教観なんだろな。 ＿＿ ０４ 苦悩は悪ものじゃない。 ようは考え方次第ってとこかな。悩むと表現するか、深く思考すると表現するか、の違いだろう。 ただ、二つの決定的な違いは答え（決心）を出せるかということなんだが、、、 悩みにはまる人は決心がつかない勇気のないものなだけなんだよね。 勇気を持てるかどうかがポイントだと思う。それを著述すればいいのだ。