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虚擬街頭漂流記

寵物先生【著】, 玉田誠【訳】

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定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/04/10
JAN 9784163289601

虚擬街頭漂流記

¥1,155

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2021/04/04

VRという題材を活かした実に巧妙なミステリ。Who, How, Whyどれもよく練られている。物語の構成も見事だ。そして日本での刊行が2010年であったことを知り驚く。華文ミステリの台頭は最近のことだと思っていたが、当時からこんな作品が執筆・翻訳されていたとは。2015年以降は台...

VRという題材を活かした実に巧妙なミステリ。Who, How, Whyどれもよく練られている。物語の構成も見事だ。そして日本での刊行が2010年であったことを知り驚く。華文ミステリの台頭は最近のことだと思っていたが、当時からこんな作品が執筆・翻訳されていたとは。2015年以降は台湾でも新作を出していないらしいのが残念だ。

Posted by ブクログ

2016/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仮想空間で産み育てていた死んだ娘が間違って人を殺してしまったという話。縁は仮想であっても義理であっても、血の濃さではなくその人その人の性格・資質によるところが大きいのだろうなあと感じた。 ギミックとしては、仮想空間で現実の80%の力が出せるというのがやや疑問だった。相対的な制限ではなく絶対的な制限(○○キロ以下)を設けるのが、MITでドクターまで取った研究者なら、やることなのではないかと。それもソフトウェアではなく現実世界のハードウェア側に。ただそこを制限してしまうと殺人事件が起こらなくなってしまうから無理なのかな。まあそこがやや不満だったので☆4です。

Posted by ブクログ

2012/01/11

開発途中の仮想空間で見つかった死体。 ログを辿りユーザーを見つけ出すと、その男もまた同じように殺されていた。 犯人は? 手口は? バーチャル世界と現実世界の狭間で何が起こったのか。 第一回島田荘司推理小説賞受賞作。 う~ん、なんだ。 これを書いた心意気は買う。 買うが、SFとし...

開発途中の仮想空間で見つかった死体。 ログを辿りユーザーを見つけ出すと、その男もまた同じように殺されていた。 犯人は? 手口は? バーチャル世界と現実世界の狭間で何が起こったのか。 第一回島田荘司推理小説賞受賞作。 う~ん、なんだ。 これを書いた心意気は買う。 買うが、SFとして設定が破綻しとるよ。 しかもそれをオチに使っちゃダメでしょ。 あと主人公からしてクールなのか、夢見る乙女なのか、まったく性格が分からなかった。 分からなかったってよりその場その場で性格変わりすぎ。 ママとの関係も曖昧なままで。 むしろママの存在って必要か?って思ってしまった。 とにかくまず人間を書かないとなあ。 第2回受賞作の『遺忘・刑警』を原書で読もうと思ってたんだけど、なんだかめげてきたぞ…。

Posted by ブクログ

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