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冥談 幽BOOKS
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商品詳細
内容紹介 | 渡り終えるまで喋ってはいけない、なにかを聞くだけで、決して答えてはいけない…。そこは、死者の声が聞こえる魔所…。生と死の狭間を、細やかな筆致と巧みな構成で描き上げ、京極小説の先にある、もうひとつの「核心」に迫る短篇小説集の登場!怪談専門誌『幽』の連載に書き下ろしを加えた全8篇。『幽談』に連なるシリーズ第2弾! |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2010/03/05 |
JAN | 9784840132350 |
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冥談
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商品レビュー
3.5
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帯表 荒木飛呂彦氏、叫喚 (漫画家『ジョジョの奇妙な冒険』) 『京極先生ェェーッ』 夕暮れの柳の木を見上げて なぜか そう叫びたい。 帯裏 ふいに日常が崩れてゆくー。 生と死の狭間の世界を、細やかな筆致と巧みな構成で紡ぎ上げる。 初出一覧 庭のある家 『幽』vol.10(二〇〇八...
帯表 荒木飛呂彦氏、叫喚 (漫画家『ジョジョの奇妙な冒険』) 『京極先生ェェーッ』 夕暮れの柳の木を見上げて なぜか そう叫びたい。 帯裏 ふいに日常が崩れてゆくー。 生と死の狭間の世界を、細やかな筆致と巧みな構成で紡ぎ上げる。 初出一覧 庭のある家 『幽』vol.10(二〇〇八年十二月) 冬 『幽』vol.10(二〇〇八年十二月) 凮の橋 『幽』vol.11(二〇〇九年七月) 遠野物語より 『幽』vol.11(二〇〇九年七月) 柿 『幽』vol.12(二〇〇九年十二月) 空き地のおんな 書き下ろし 予感 書き下ろし 先輩の話 『怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集』(二〇一〇年二月) *収録にあたり、加筆・訂正がなされています。
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幽霊の話というより、あの世ー冥界に触れているような短編集 仄暗い家屋、古く大きな祖母の生家、橋を渡った先、山、死んでしまった家、忘れていた子供の時の記憶 幽霊という個ではなくあの世という空間が間近にあるというか、あの世がにじり寄ってじわじわとこの世と混じりあって、その境界が曖昧なところにぽつんと置いていかれた気分である 仄暗い世界の中で、赤い椿、白い石、樹のてっぺんにある大きな柿の実、真っ青な空と海など、輪郭のはっきりした色がでてくる。それらが彼岸から此岸の人に手招きする物のように思えた 読了後の薄ら寒さ、物悲しさ、少しの喪失感。 この京極ワールドも胸の中に悪くない霞を産んでくれた 読み進めていくと急に怖い展開になっていく話は、まだ慣れない あと遠野に行きたい
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闇は怖くて、そりゃあ見えぬことには何をどう防げばいいのやら分からず、そうなんだろう。とっさの際には、聴覚でも臭覚でも味覚でも触覚でもなくて、やはり視覚が頼り。ところが、見えてなお一層怖いこともある。見えるモノの得体か知れない、さらに見えるはずのないモノが見えているならばそうだ。錯...
闇は怖くて、そりゃあ見えぬことには何をどう防げばいいのやら分からず、そうなんだろう。とっさの際には、聴覚でも臭覚でも味覚でも触覚でもなくて、やはり視覚が頼り。ところが、見えてなお一層怖いこともある。見えるモノの得体か知れない、さらに見えるはずのないモノが見えているならばそうだ。錯覚で片付けられる範疇ならまだしも、そうでなければどう始末してよいのやら道理に合わず、そうなると無性に怖い。著者によれば、習いにあてはまらぬコト多くして恐るるに足らず、頑冥不霊こそ愚かなのだろう。そんなこんなの冥想談義が朧げに8話。
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