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奥津軽編 完黙 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 小学館文庫

相場英雄【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2009/09/03
JAN 9784094084344

奥津軽編 完黙

¥220

商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2019/08/14

派遣切りがテーマの旅情ミステリー。トリックはやや捻りがあり、違和感がある。奥津軽の文化に触れられているのはいい。病気や怪我によって陥る負のスパイラル。そこに救いの手を差し伸べる人たちの心情と背景にあるものを描く。弱者に優しくない社会構造、価値観、思想...。この国はどこに向かうの...

派遣切りがテーマの旅情ミステリー。トリックはやや捻りがあり、違和感がある。奥津軽の文化に触れられているのはいい。病気や怪我によって陥る負のスパイラル。そこに救いの手を差し伸べる人たちの心情と背景にあるものを描く。弱者に優しくない社会構造、価値観、思想...。この国はどこに向かうのか...。

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2019/01/15

シリーズ3作目。筆者得意の派遣労働者モノ(こんな社会じゃない方が良いのだろうが)。謎解きとしては少しユニークかな。ミステリーと対をなすメインテーマの食に関してもシンプルな描写で食欲を湧き立たされる。津軽の文化も含めて充実の1冊に仕上がってると思う。

Posted by ブクログ

2016/11/11

内容(「BOOK」データベースより) 東京・新宿中央公園で地場スーパーの会長・草野重二が他殺死体となって発見された。手がかりは、現場に残された「8」と思われるサインのみ。一方、大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、青森への出向を命じられる。直後、五所川原市内のパネル工場で殺人事...

内容(「BOOK」データベースより) 東京・新宿中央公園で地場スーパーの会長・草野重二が他殺死体となって発見された。手がかりは、現場に残された「8」と思われるサインのみ。一方、大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、青森への出向を命じられる。直後、五所川原市内のパネル工場で殺人事件が発生。宮沢は東京の草野重二殺害事件と五所川原の事件が、「津軽のスローハンド」と呼ばれた津軽三味線伝説の名手・佐藤流海により繋がっていることに気づく。警察の捜査力を上回るほどの取材力を持つ新聞記者の活躍を描く「みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎」シリーズ第三弾。 震える牛の作者なので重厚な社会派の物を期待しましたが、副題がめんくい記者とか書いてあったので、なんだか土曜ワイド劇場みたいだなあと漠然と思っていましたが、まさしく土曜ワイド劇場、まごう事無き土曜ワイド劇場でした。どこが土曜ワイド劇場かというと、旅情溢れる食べ物の紹介、習俗、名所等が余すことなく紹介されており、観光案内か?と突っ込みたくなる部分であります。実際土曜ワイド劇場を真面目に見たことが無いので、土曜ワイド劇場でそういう事が紹介されているかどうか分かりませんが、僕の心の中の土曜ワイド劇場ではワイドに土曜で劇場です。 僕の半分は津軽の血が流れているので地名等なかなか楽しめました。話の流れが物凄く安直で、トリックの部分もなんじゃそらなんじゃそらと心が突っ込みまくっていましたが、この話での僕の評価は「天中華」というかき揚げをトッピングしたラーメンによるものです。すごく美味しそうで、お腹が鳴りました。土曜ワイド劇場万歳。

Posted by ブクログ

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