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神山健治の映画は撮ったことがない
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神山健治の映画は撮ったことがない
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
私にとってはカリスマ。 どえらく頭のいい人です。 押井監督の秘蔵っ子ですがもう少し分かりやすいかな。。
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言わずと知れた日本アニメーション界の新世代旗手・神山健治監督による映画論。 本書では、実写映画にも共通する企画や脚本・演出・ポスプロなどの議論が中心に据えられている。そのため、アニメ特有の作画や絵コンテに関する議論はほとんど見受けられず、アニメーターの名前も出てこない。 その...
言わずと知れた日本アニメーション界の新世代旗手・神山健治監督による映画論。 本書では、実写映画にも共通する企画や脚本・演出・ポスプロなどの議論が中心に据えられている。そのため、アニメ特有の作画や絵コンテに関する議論はほとんど見受けられず、アニメーターの名前も出てこない。 その代わりにヒッチコックやコッポラ、黒澤明などを引き合いにした演出の心得や妙義についての議論が展開され、執筆当時に神山監督が初めて経験した実写映画の制作とアニメーション制作の違いが述べられている。同じ内容を盛り込む場合でも、アニメよりも実写の方が時間尺が必要となるという発見は新鮮だった。 もちろん映画論も楽しめたが、個人的には神山監督個人のバックグラウンドに触れられたことが一番の収穫だった。確かに日本でSFを撮ろうとしたらアニメが最良の選択になるのだろう。
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実写映画とアニメーション映画のいろいろな違いがよくわかる。映画とはなんぞやということへの神山監督の考え方がわかって面白い。
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