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なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学

池尾和人, 池田信夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BP社/日経BP出版センター
発売年月日 2009/03/02
JAN 9784822247232

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商品レビュー

4.4

19件のお客様レビュー

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2023/04/27

発売当初に購入したのですが、本棚に埋もれていて6年後になってやっと読みました。その意味では、金融危機のメカニズムなどだいぶわかってきている中で本書を読んだのですが、特に池尾先生の解説は極めて明確で、自分の頭の中で整理できていなかった面も本書で整理できました。他の方が指摘されている...

発売当初に購入したのですが、本棚に埋もれていて6年後になってやっと読みました。その意味では、金融危機のメカニズムなどだいぶわかってきている中で本書を読んだのですが、特に池尾先生の解説は極めて明確で、自分の頭の中で整理できていなかった面も本書で整理できました。他の方が指摘されているように細かい箇所で間違いはあるのかもしれませんが、これだけの内容を2009年時点で明快に解説されているのはすごいと思います。良い本の定義は「何年後、何十年後に読んでも面白い本」だと思うのですが、その意味で本書はこれを満たしています。ビジネスマンにとっても読みやすいので、今読んでも面白く感じると思います。  対談方式も読みやすさの点で良かった。本書を通じて池田先生が問いを投げかけて池尾先生が答えるパターンが多いですが、内容的にはそれで良い。申し訳ないですが池田先生のコメントは質的には池尾先生に劣る。池田先生は政治家や官僚の批判をたくさんされているのですが、感情的かつ抽象的なので、私は納得すると言うより気分が悪くなりました。「自分の考えが全部正しい」という傲慢さも見え隠れする。一方、池尾先生は、官僚は具体的にどこそこができなかったのが問題だが、しかし当時の世論は官僚にその策を実行させなかったのも事実だ、というように客観的に分析されていて共感できました。池尾先生などは大学生に教えるのもいいけれど、ビジネスエグゼクティブや政治家中心にティーチングした方が世のためになるんじゃないでしょうか。米国だとハーバード大学はケネディスクールやビジネススクールで一流のエコノミストがまさに政策実務担当者や企業のエグゼクティブを短期間プログラムで啓蒙しているわけで、日本にもそういう場が必要ではないでしょうか。

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2022/05/05

リーマンショックに至る道筋が分かりやすく、かつ、詳述されている。CDO等債務担保証券と度を超えたレバレッジ、超金融緩和は実物経済発展には殆ど寄与することなく、貧富の差を広げて次のバブルの温床となる。黒田日銀がその事を改めて証明してみせたのはお見事でした。 大手町丸善の池田さん池尾...

リーマンショックに至る道筋が分かりやすく、かつ、詳述されている。CDO等債務担保証券と度を超えたレバレッジ、超金融緩和は実物経済発展には殆ど寄与することなく、貧富の差を広げて次のバブルの温床となる。黒田日銀がその事を改めて証明してみせたのはお見事でした。 大手町丸善の池田さん池尾さんの座談会に参加して購入(お二人にサイン頂いた)。池尾さんには日銀審議委員を務めて頂きたかった。ご冥福をお祈り申し上げます。

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2022/02/13

2020/02/21再読了「歴史的評価」が加わり面白い 論点①日本の失われた10年②米国の金融依存体質 根本・本質は変わらず更に推移した上に「コロナ禍」 世界経済のリスクは膨れ上がり、「爆発」待つのみか 日本 バブル後、金融が萎縮 リスク取れない 「市場の失敗」vs「政府の失敗」...

2020/02/21再読了「歴史的評価」が加わり面白い 論点①日本の失われた10年②米国の金融依存体質 根本・本質は変わらず更に推移した上に「コロナ禍」 世界経済のリスクは膨れ上がり、「爆発」待つのみか 日本 バブル後、金融が萎縮 リスク取れない 「市場の失敗」vs「政府の失敗」 懐かしい議論 経済体制論 結局は「組合せの割合」 経済戦略は長期的=産業構造を変え、時代適合・最適化 成長分野「医療・介護」需給調整の不適・政府の失敗 衰退産業=需要の減退→資源を引き上げる=倒産 それを守る=雇用の確保→低い労働生産性を許容する ⇒皆で貧しくなる  結局は「サービス業の生産性問題」(アトキンソン) 2009/04/12 2008年リーマンショックの総括。①不動産バブルの崩壊 ②市場型間接金融 要は「異例の金融緩和」による。 ITバブル後の、日本の金融緩和50兆円→100兆円乗数効果 日銀福井総裁の引き締め転換が契機となったと思う 1980年代ー資金余剰への転換が契機となった =金融産業の不況産業化 不動産融資・バブル投資→崩壊へ

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