1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

食魔 岡本かの子食文学傑作選 講談社文芸文庫

岡本かの子【著】, 大久保喬樹【編】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,540

¥1,100 定価より440円(28%)おトク

獲得ポイント10P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/02/10
JAN 9784062900409

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

食魔

¥1,100

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/03/16

情念であるが、何に対する情念であるかと言えば 食うもの食われるものにある溝、 かつはその食事の現場においてそれらが合一するという そのゆくえについての情念であるように思う。 これはエロティシズムの隠喩であるように思われるが そうではなくて、エロティシズムがこれの隠喩なのだ。 ...

情念であるが、何に対する情念であるかと言えば 食うもの食われるものにある溝、 かつはその食事の現場においてそれらが合一するという そのゆくえについての情念であるように思う。 これはエロティシズムの隠喩であるように思われるが そうではなくて、エロティシズムがこれの隠喩なのだ。 だから、後半のエッセイにある男へのまなざしは 愛おしさもありつつ、しっかりとした距離感が感じられる。 各地の料理も紹介され、満腹感はあるが 不思議と胸焼けはしない。懐石のような文章かもしれない。

Posted by ブクログ

2013/03/13

3/13 読了。 お腹すいたー。鍋から立ち上る湯気のような暖かさと、ほのかな湿り気と、柔らかい香りを伝えてくれる文章。フランス料理に関するエッセイは「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」と比較してみたい。

Posted by ブクログ

2011/02/08

主人公の苛立ちが、大根のちり鍋を食べていくうちに消えていく。そこから人生の回想へと続くくだりは、プルーストのマドレーヌをも凌ぐと個人的には思います。食を描かせたら岡本かの子は随一。この作品と『鮨』は、かの子の二大食の作品。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品