禁断の黒魔法を使ったせいでたった1人で魔女裁判にかけられてしまう黒魔女さん。 裁判に勝つために、魔界のあらゆる場所を冒険し、元黒魔女の黒魔女さんの祖母も助けた物語だった。 黒魔女さんのインストラクターを呼び出す過程自体、魔女学校の校長のメリュジーヌがしこんだことだとしり、驚いた。 しかし、それは悪い意味ではなく、悪い黒魔女に目をつけられないようにするためとわかり、ホッとした。

異端審問官・ロベの策略にかかり、おばあちゃんと古島くんを人質に取られたチョコ。しかもおばあちゃんこと、もと黒魔女のティカは「愛」を広めた異端者として裁きにかけられることに！？　そんなの、絶対ゆるさない！　何としてでも食い止めてみせるんだから！　チョコとギュービッドと桃花がクリスマス―ー大サバトの魔界を大冒険。様々な人々との出逢い、幾多の困難を乗り越えて、チョコはおばあちゃん達を救うことが出来るのか？ 第十巻はクリスマスということで大好きな長編♪　やっぱり長編って好き、少しでも物語が長いとその分登場人物たちと長く過ごせるしなによりこういうコメディだと楽しい。今回よーやくチョコのおばあちゃんの正体も明るみに出ましたので、チョコの魔力の高さの裏付けが取れてなんか安心というか。イヤ読む前にwikiでちょっとネタバレ踏んでたというかーいやいやちょろっとしか読んでなかったのでチョコのおばあちゃん黒魔女見習いだったのかなってそんなぼんやりな想像しかなかったのだけど。 ゲストキャラがすごーく多彩。でもくだらないｗｗ　あ、くま、とかｗ　青い山脈とか読んでる子達は勿論その子達のお父さんお母さん世代でもわかるかどうか微妙だろｗｗ　私は知ってますけれど。あと調べたら青い山脈って石坂洋次郎って作家の作品なので、黒魔女さん作者の石崎洋司さんに名前が似てるからそっからかな？　とも思ったり。一番好きなゲストは向日葵かなーわりと好みの子でした。もう黒魔女やめたから今後は出てこないかなあ、でもチョコには結構いいお姉さんのような気がしたからまた出て欲しいなあ。 感動したっていうか、あっ、いいなって思ったのはソンセミーシャにおしゃれ魔法かけるところで、本当のおしゃれっていうのは自分らしくいられる服を着ること、それで自信が持てるものってチョコが言うところ。ここすごく良かったです。チョコがオーバーオールで過ごすのはそれが自分が一番楽でいられて、何者でもない黒鳥千代子でいられるからなんだなあって。うんうんしみじみ。でもギュービッドのゴスロリ挿絵がなかったのは解せぬ！！！！ で、ギューバッドの登場が一番楽しみだったのだけど！　まさか！　女王になってるとは！　どーいうサクセスストーリーだよｗ　これは番外編の黒魔女の騎士シリーズでわかるんかな。私はてっきり老いてない状態でここぞとばかりに颯爽と現れてッピンチを救う！　的な感じかと思ってたけどそうじゃなかったぜーでも威厳たっぷりでかっこよかったのぜー　それまで知らなかったけどチョコは沢山の魔女に見守られてたんだなあ、本当はギューと出逢ったのも偶然じゃなくて最初から計画されてたことで、っていうのは個人的には「ナンダヨー」って感じだったんですけど。こういうのはあえて偶然にして、運命だったらよかったな。クリスマスがチョコの誕生日ってのは知らなかったけど（この巻で初めて知ったよーな）最後がハッピーバースデーで締められるのはいいね。うん。 だーっとこの一ヶ月ほど黒魔女さん読んできましたが大人借りしてきたのはここまでなので、しばし中断です。アニメちょっと見てみたいー。