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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?

M.ウルフ(著者), 小松淳子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 合同出版
発売年月日 2008/10/04
JAN 9784772695138

プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?

¥1,430

商品レビュー

3.6

68件のお客様レビュー

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2024/02/12

この特殊なタイトルは至る所で見覚え、聞き覚えがあり、いつか読もうと思っていた。この度、図書館をウロウロしていたら巡り会えたので迷わず手に取った。 プルーストって言うのは「失われた時を求めて」で有名なフランスの小説家で、イカって言うのはあの、海にいるイカだ。 正直言って苦労して通...

この特殊なタイトルは至る所で見覚え、聞き覚えがあり、いつか読もうと思っていた。この度、図書館をウロウロしていたら巡り会えたので迷わず手に取った。 プルーストって言うのは「失われた時を求めて」で有名なフランスの小説家で、イカって言うのはあの、海にいるイカだ。 正直言って苦労して通読した今もなぜこのタイトルなのか全然ピンとこない。 (第1章がまるまるそんなタイトルだったけど、読み終えた今詳細が全然頭に入っていなくて愕然となっている) まあでも、もし違うタイトルだったらいつか読もうと覚えてたりしなかっだろう。 いずれにせよ、このタイトルを見たり読んだりした時に、私の脳でもいろんなイメージがわきおこって、それらが統合されて興味のスイッチが入ったから覚えていたと言うことだ。 文章を読む、ということは視覚から入った文字がいったんは音として受け取られ、右脳やら左脳やらの回路を経て理解したりイメージしたりする。 …いやいや、たぶんもっと複雑な行程だったような気がする。 わたしの貧弱な語彙ではなかなか表現仕切れないし、この本を読んだとて理解力も貧相なもんでこういう捉え方しかできなかったんだけど。 文字を読む、読書をする、ってのはわたしが思っていたよりだいぶ複雑でなかなか大変なスキルなんだと言うことはよくわかった。 本書は文字を読む脳の発達と進化について、大きく人類の歴史的な経緯、脳のどの辺りがどのように賦活するのかと言った科学的な議論、はたまたディスレクシアの人たちの脳はどのようになっていて、文字を読むことがどのように阻害されている可能性があるのか、なんてことが書かれてある。 ソクラテスが文字を書き残すことについての懸念をなぜああも強く抱いていたのか、また、文字だけでなく、あらゆるコミュニケーションが変化の過渡期にある現代にこの事実が照らせることはないか、という問題意識も提示している。 たぶん半分も理解できていない。 ちゃんと読めていない。 とにかく…難しい。 ということで、今回は気になる文章をまるまるノートに書き写したりしてみた。 こんな読書の仕方はじめてだ。 でもそうしたくなる何かがある本だった。ところどころ引っかかる何かがある。 今後読書を続けていけば、 ふんわりわかることもあるかもしれないな。

Posted by ブクログ

2023/12/21

内容的には専門的なものがあるので難しい。でも、ある程度時間をかけて進めていけば理解できる内容である。 この本の結論は、これからの未来、思考がより重要になるということ。人間が文字を体得したことにより、記憶からの解放、時間からの解放、を成し遂げた。そうすることでより思考により時間を割...

内容的には専門的なものがあるので難しい。でも、ある程度時間をかけて進めていけば理解できる内容である。 この本の結論は、これからの未来、思考がより重要になるということ。人間が文字を体得したことにより、記憶からの解放、時間からの解放、を成し遂げた。そうすることでより思考により時間を割くことができるようになった。人間はインターネットの共存により即物的なものを求めるようになった。しかし、これでは本当の思考をすることができない。だからこそ、周りの外部的情報を利用しながら、自分なりに熟考していくことがとても大切になってくる。熟考とは、情報に対して批判したり分析したり、多様なな視点を持つことである。ディクレシアも多様な視点を持つことで、自分たちにとって重要な存在であることがわかる。

Posted by ブクログ

2023/08/26

書記言語をどのように身につけ、これによりどのような能力が発達するのか、脳神経学、発達科学、歴史の側面からの考察。 音声言語と書記言語、そしてインターネット、AI発達の中でのコミュニケーション方法移行期の参考。 ・読字による脳の配線変更、ディスレクシアからわかる脳の構造 ・読字...

書記言語をどのように身につけ、これによりどのような能力が発達するのか、脳神経学、発達科学、歴史の側面からの考察。 音声言語と書記言語、そしてインターネット、AI発達の中でのコミュニケーション方法移行期の参考。 ・読字による脳の配線変更、ディスレクシアからわかる脳の構造 ・読字による解読を超越して得る思考の時間

Posted by ブクログ

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