「永遠かもしれない」の続編 短編で読みやすいせいか、本編より好きかも… この巻収録の「すきまのきつね」「太陽に逢った夏」は特にお気に入り。 そんなに小ネタが好きか、私？

前巻で、氷雪神の氷の柱で怪我をした日継はしばらくお休みのようで、代わりに王士くんんがおつきになってます。 ＜すきまのきつね＞ 稲荷神が寂しい女の子の気持ちを叶えてくれるお話。 ちっちゃいきつねさん、飴食べてる姿とか、めっちゃかわいいです。 赤石路代さんは、動物書くの上手なんですよね。 ひなちゃんが、きつねさんにまた会えるといいですね。 ＜狂犬神＞ 犬神のお話です。 今回、こすもはアイドルになってました。王士くんも女装してます。 日継の知らない間に事件は解決してましたが、テレビで見て暴れる日継を止めるのは大変だったことでしょう。 犬神ちゃんも1匹だとかわいいけど、ごろごろ生まれると怖いかも。 ＜ひとかたの夢＞ 黄泉がえりのお話です。日継が退院してきました。 誰でも亡くなってしまった人を戻ってきて欲しいと願うことはあるかと思いますが、やっぱり、自然を曲げてしまうのはよくないと思います。 本物にしか見えない人形を作る人形師はすごいと思いますけど。 人形師によって、死んだはずの99代目の日巫女様もまた蘇ってしまいましたが、自分が亡くなった状況を何度も再現してしまう日巫女様が哀れです。 人形師が日継に壊された日巫女様の人形を持ち出していますが、また今後出てきそうな気がしました。 ＜猫塚＞ ネコを助けた帰りに通り魔に襲われた、王士くんの同級生の女の子のお話です。 自分を助けてくれた女の子のためとはいえ、ネコに取り憑かれると、目がネコ目になったり、鳥やネズミを食べようとしたりと、あんまりいいイメージがありませんね。。。