店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/24(水)~4/29(月)
商品詳細
内容紹介 | タルシュ帝国による侵攻は、新ヨゴ皇国にまで迫ってきた。皇太子チャグムは罠と知りながらも、隣国への救援に向かった。海を越え、チャグムの遥かな旅が始まる… |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2008/07/01 |
JAN | 9784037500801 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/24(水)~4/29(月)
- 書籍
- 児童書
蒼路の旅人
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
蒼路の旅人
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.5
34件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ7作目。 いやぁ、おもしろい。ぐんぐん物語に引き込まれてしまう。 チャグムがサンガル王国へ儀式のために出向いた頃にまかれていた火種(タルシュ王国のサンガル王国への侵略 )が一気に燃え上がっていて、新ヨゴ皇国も大きな波にのまれていく。 なんと、サンガルがどうにも持ちこたえそうにない、どころか、タルシュ王国の手に落ちていた・・・!あの快活な海の民が・・・! サンガルがタルシュの手に落ちたということは、新ヨゴ皇国にとっては南の城壁が崩れ去ったことになる。 と、物語の序盤ばかりを思い返してしまったけれど、本書はなんといってもチャグムの成長が素晴らしい。 父である帝から命を狙われ、タルシュのラウル王子(こいつがまた、憎らしい!)からは帝の命を狙い、チャグムが帝位につき、タルシュの枝国になるよう進言され・・・ なんとも難しい立場にいながら、民を守ることを第一に考え、ひとりで悩み抜くチャグム(今回はシュガもバルサもそばにいない)。そして、大きな賭けともいえる決断をする。 バルサに守られ、帝になどなりたくないと泣いていた少年がこんなにも成長したのか、と、シリーズを初めから読んできている読者にとっては胸熱必至!(←これって正しい日本語?) 佐藤多佳子さんの解説にあったように、これまでのファンタジー色強めから、歴史色強めに少し舵取りが変わった本書だからか、物語でありながら、どこかの国の史実をたどっているような気さえした。 また、新しい登場人物の、ヒュウゴやセナという脇役もとてもよかった。 さぁ、これからシリーズ終盤だー。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回はチャグムのお話。幼かったチャグムはもう青年になり、国の運命を背負っている。彼が帝に楯突いた時はせいせいしたけど、その結果ハルスアン閣下を亡くし、タルシュに捉えられてしまうことになった。それでも炎のような激しさを持つチャグムが大好きだ。ジンは、バルサに縋って帝になりたくないと泣いていたチャグムをずっと覚えていると言ったけど、きっと今回見た一人暗い海を一縷の望みをかけて泳いでいく姿もきっと忘れないだろう。その真っ直ぐさと激しさを抱えたチャグムがこれからどんな運命を辿っていくのだろか。
Posted by
チャグムの未完全な考え方に若さと力を感じた。 ジンの「神縋るものより、己から行動するものに期待を持ってしまう」というセリフに共感した。 このセリフを 誰かから何かしてもらうのを待つ姿勢で過ごすより、 自分が望むことを軽く挑戦したり、わからないなら助けてもらいながらでも、行う姿...
チャグムの未完全な考え方に若さと力を感じた。 ジンの「神縋るものより、己から行動するものに期待を持ってしまう」というセリフに共感した。 このセリフを 誰かから何かしてもらうのを待つ姿勢で過ごすより、 自分が望むことを軽く挑戦したり、わからないなら助けてもらいながらでも、行う姿勢。 と解釈した。
Posted by