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夜はやさし(下)
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夜はやさし(下)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
前半の好感度抜群のディックがアルコールで身体も人格も破綻していく様が非常にリアルに描かれていた。ディックとニコル夫妻が行く先々で事件が起こり、それが物語を二転三転させて面白くしている。その辺のもって行き方も上手いなと感心した。
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人を愛し救おうとすることが、自分を破滅させるなんて哀しき。 さすがフィツジェラルド、20年代のアメリカの大金持ちがいかにヨーロッパでぶんぶん鳴らし、嫌われていたかを実体験から描き出してくれて、ひとときリッチな世界に酔えましたとも。 なんたってタイトルが好きだ。Tender is ...
人を愛し救おうとすることが、自分を破滅させるなんて哀しき。 さすがフィツジェラルド、20年代のアメリカの大金持ちがいかにヨーロッパでぶんぶん鳴らし、嫌われていたかを実体験から描き出してくれて、ひとときリッチな世界に酔えましたとも。 なんたってタイトルが好きだ。Tender is the night.
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10年積ん読やったのを思い立って読んでみました。いや、10年置いといて良かった気がする。10年前、もしくは初めてフィッツジェラルドを読んだ20年前やったらハマらんかった。気がつけばオイラもフィッツジェラルドが死んだ年に近い。前半はどうってことないんやけど後半が刺さる。海でダンナが...
10年積ん読やったのを思い立って読んでみました。いや、10年置いといて良かった気がする。10年前、もしくは初めてフィッツジェラルドを読んだ20年前やったらハマらんかった。気がつけばオイラもフィッツジェラルドが死んだ年に近い。前半はどうってことないんやけど後半が刺さる。海でダンナが若い頃みたいにムチャしようとして失敗するのを嫁さんが冷ややかに見てるシーン、ツラすぎる。酒で身を持ち崩す展開、身につまされ過ぎる。 あと、解説で狂ったとか発狂したとか書いててすげーなと思ったけど昭和三十五年刊行の復刊か。時代やなぁ。
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