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バーデン・バーデンの夏 新潮クレスト・ブックス

レオニードツィプキン【著】, 沼野恭子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/05/25
JAN 9784105900663

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商品レビュー

3.5

10件のお客様レビュー

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2022/01/06

1867年夏、南独のバーデンバーデンで過ごすドストエフスキーの破滅型のギャンブル依存症、シベリアの投獄の精神的後遺症、癲癇、ツルゲーネフとの不仲、妻のアンナ・グリゴリエフナの寛容と献身などの逸話が綴られる。ドストエフスキーのユダヤ人に対する憎悪について、もう一人の語り手は「小説の...

1867年夏、南独のバーデンバーデンで過ごすドストエフスキーの破滅型のギャンブル依存症、シベリアの投獄の精神的後遺症、癲癇、ツルゲーネフとの不仲、妻のアンナ・グリゴリエフナの寛容と献身などの逸話が綴られる。ドストエフスキーのユダヤ人に対する憎悪について、もう一人の語り手は「小説のなかではあれほど他人の苦しみに敏感で、辱められ傷つけられた人たちを熱心に擁護し、生きとし生けるものすべてが存在する権利を熱烈に、いや激烈ともいえるほどに説き、一本一本の草や一枚一枚の葉への賛辞を惜しまなかったドストエフスキーが、数千年にもわたって追い立てられてきた人々を擁護したり庇ったりする言葉をただの一言も思いつかなかったのはいったいどういうことなのかということである。」と疑問を呈する。偉大な作家ドストエフスキーの常軌を逸した日常を垣間見る物語。

Posted by ブクログ

2016/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ソンダグが発掘・絶賛して世に広めたらしい。 カザルスが見つけたバッハの無伴奏チェロ組曲といい、どんなに埋もれてても、陽の目を見るべきものは紆余曲折を経ても結局出てくるんだね。世界って不思議。 女房にかかっては文豪も只の博打好き。 しっかしタチ悪いな〜負けても負けても有り金どころか何でも質につっこんで( ̄▽ ̄)懲りないなあ…どうしようもないわ(≧∇≦)こんなのを見放さずついていくアンナには頭が下がるわ。 不思議なバランスで、こんなに死にゆく人の丁寧な臨終シーンって余り見かけない。因みにイワン・イリッチとは全然違います。

Posted by ブクログ

2015/12/09

ドストエフスキーを仮想体験できる。本文は章立てはされておらず長い文で書かれていて、独特な読書体験ができた。プルーストに似た感じもする。ドストエフスキーの生涯がある程度把握できるとより楽しめる。

Posted by ブクログ

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