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マウス

村田沙耶香【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/03/28
JAN 9784062145893

マウス

¥1,045

商品レビュー

3.8

25件のお客様レビュー

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2022/12/18

「マウス」とは、作中の表現によると 臆病な女の子のことらしいです。表紙の色合いが好きです。こちらは村田沙耶香先生のいつもの小説とは違い、変わっているのは主人公ではなく主人公の友人。ただ、主人公も人の機嫌を伺いながら学校生活を送ったりなどと、いわゆる“陽キャ“な人種とは違います。私...

「マウス」とは、作中の表現によると 臆病な女の子のことらしいです。表紙の色合いが好きです。こちらは村田沙耶香先生のいつもの小説とは違い、変わっているのは主人公ではなく主人公の友人。ただ、主人公も人の機嫌を伺いながら学校生活を送ったりなどと、いわゆる“陽キャ“な人種とは違います。私が村田先生に求めるものが大きすぎるのか、普通の話だなーと少しつまらなく感じてしまいましたが、主人公のがバイトを始めたところの描写が「コンビニ人間」を彷彿とさせて嬉しくなりました。

Posted by ブクログ

2022/01/09

村田沙耶香さんにしては、いつもの独特な世界観よりも 一般受けしそうな内容だなぁーと感じました。 小学校高学年の女子特有のグループ。 目立つグループから、大人しいグループ…。 そんなグループのどこにも属さない瀬里奈。 毎日泣いて、授業を中断していた嫌われ者の彼女が 本の「くるみ割...

村田沙耶香さんにしては、いつもの独特な世界観よりも 一般受けしそうな内容だなぁーと感じました。 小学校高学年の女子特有のグループ。 目立つグループから、大人しいグループ…。 そんなグループのどこにも属さない瀬里奈。 毎日泣いて、授業を中断していた嫌われ者の彼女が 本の「くるみ割り人形」の登場人物マリーになりきり、 「瀬里奈」としてではなく、「マリー」として、 生きている話。 瀬里奈にくるみ割り人形の話を教えたのが、 主人公の律。 周りの人の顔色を伺い、失敗しないように生きる 小心者の彼女が、瀬里奈と共に、 自分と向き合っていく!! 読みやすかったし、律の気持ちになんとなぁーく、 共感できる部分もありましたー。 最後の終わり方もほっこり。 小学校高学年の女子って、大人でもないけど、 子供でもないし、そんなその時期特有の女子っぽさを すごく的確に表現してあったなぁーって感じたよー。

Posted by ブクログ

2021/09/18

毎日泣いている瀬里奈に、くるみ割り人形を読んであげた律。 その日から瀬里奈は泣かなくなった。 集団の中で過ごすのが苦手な2人。 律は、周りの人を気にしすぎる。 大学生になった律。 お母さんが厳しすぎる。 律と瀬里奈の友情がいつまでも続くといいなと思う。 村田沙耶香さんのビックリす...

毎日泣いている瀬里奈に、くるみ割り人形を読んであげた律。 その日から瀬里奈は泣かなくなった。 集団の中で過ごすのが苦手な2人。 律は、周りの人を気にしすぎる。 大学生になった律。 お母さんが厳しすぎる。 律と瀬里奈の友情がいつまでも続くといいなと思う。 村田沙耶香さんのビックリするようなストーリーが好きだが、これは全くそういった要素はない。 学校図書館に置きたい内容。

Posted by ブクログ

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