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建築探偵 近代日本の洋館をさぐる

藤森照信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 1998/09/21
JAN 9784141890089

建築探偵 近代日本の洋館をさぐる

¥495

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2011/01/22

近代の資産家が利益を豪邸にかえ、威勢を示した話といえば、そのとおりであるが、結果として文化の洋風化を構築した時代の、12話が紹介されている。  建主は石油王にはじまり、生糸・タバコ・義歯・北前船主・石炭・下駄・肥料・山林・大理石・ワイン・鉄道。  現代の巨富は「六本木ヒルズ」...

近代の資産家が利益を豪邸にかえ、威勢を示した話といえば、そのとおりであるが、結果として文化の洋風化を構築した時代の、12話が紹介されている。  建主は石油王にはじまり、生糸・タバコ・義歯・北前船主・石炭・下駄・肥料・山林・大理石・ワイン・鉄道。  現代の巨富は「六本木ヒルズ」に住まいする人もいたが、戸建てのしかも、洋風。一棟に、フランス・イギリス・ドイツの部屋が用意されるという異国同居あるが、決してアメリカは登場しない。  北前船主の出た河野村が河野水軍と関係し、肥料王のところで前田正名にお目にかかるとは思わなかった(103p)。  当時、地方更生運動に奔走中であった前田は、加古川の・多木久米次郎に書を贈っている。  多木は前田の講演を聞いて熱心にメモをとり、「農業の生産性向上には、合成肥料の製造が不可欠」と教えたらしい。教えられた久米次郎は、のちに「牛馬の骨に硫酸をかければ、リン酸石灰ができることを学び」、明治18年に工業化に乗り出すのだそうだ。    記録しておこう。

Posted by ブクログ

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