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ラディゲの死 新潮文庫

三島由紀夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1980/12/25
JAN 9784101050294

ラディゲの死

¥495

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2017/11/28

「花山院」が読みたくて購入。 最後の安倍晴明の「お健やかに!陛下。上皇としての御半生のほうが,先の御半生よりもはるかに安らかな愉しい月日となりますように」のところで,その情景が映画みたいに浮かんできた。

Posted by ブクログ

2015/01/31

16歳から31歳の三島が書いた短編を集めた本。 ほとんどの作品に言えることは、最後の1行のパンチが物凄いということ。特に「日曜日」「ラディゲの死」「復讐」「施餓鬼舟」が秀逸。「日曜日」なんかは最後の1行からまず書きはじめたのだろう。 書かれた年代順に並んでいるそうだが、前半よ...

16歳から31歳の三島が書いた短編を集めた本。 ほとんどの作品に言えることは、最後の1行のパンチが物凄いということ。特に「日曜日」「ラディゲの死」「復讐」「施餓鬼舟」が秀逸。「日曜日」なんかは最後の1行からまず書きはじめたのだろう。 書かれた年代順に並んでいるそうだが、前半より後半が断然読みごたえがある。逆に言うと、本書を通読できるか否から、前半を乗り切れるかどうかにかかっている。中盤の「箱根細工」以降は読みやすい。

Posted by ブクログ

2013/09/25

三島の17歳から31歳に書かれた13の短篇を収録。ただ、『花ざかりの森』などの自選短篇集には入らなかったものから選んでいるために、残念ながら質は幾分か落ちるのは否めない。篇中では、やはり表題作にとられた「ラディゲの死」が光彩を放つ。コクトーが言う。「初めから、僕には、ラディゲは借...

三島の17歳から31歳に書かれた13の短篇を収録。ただ、『花ざかりの森』などの自選短篇集には入らなかったものから選んでいるために、残念ながら質は幾分か落ちるのは否めない。篇中では、やはり表題作にとられた「ラディゲの死」が光彩を放つ。コクトーが言う。「初めから、僕には、ラディゲは借りものであって、やがて返さなければならないことがわかっていた」と。十代の頃から才能を発揮した三島は、夭折に憧れていただろう。弱冠20歳で『肉体の悪魔』と『ドルジェル伯の舞踏会』を残し夭折したラディゲこそは、三島の永遠の憧憬だった。

Posted by ブクログ

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