読んでみた。一応読了。 はじめに阿弥陀仏の誓いとして「全ての人々を、一人残らず絶対の幸福に救う」というベースがあり、これを「弥陀の本願」とか「信心」といっているようだ。 人は必ず死ぬ、その死んだ後のことがわからなくて不安になっている。その先のことがわかれば不安はなくなる。 阿弥陀仏が「弥陀の本願」を誓っている、そのことを生きている間に理解できて確信できると、死んだ後のことを、今生きている自分があれこれ心配する必要がなくなり（阿弥陀仏が絶対の幸福に救うと約束してくれているから） その喜びで「南無阿弥陀仏」と唱えたくなる...。 そのことが「他力の念仏」ということなのか？と思う。 人間はそもそも煩悩などあって当然。＝悪人 自分の意思で良い行いをしている、良い行いをすれば極楽浄土に行けるだろうという下心を持っている。＝善人 阿弥陀仏にしてみれば、最初から全ての人を救うと宣言している。 少しの下心の善行を重ねるよりも、「弥陀の本願」を自分の中にストンと入れて「他力の念仏」を唱える喜びを知りなさい...ってことなのか？？？ 「他力」＝阿弥陀仏の力... 歎異抄では他力は阿弥陀仏の力ってことのようだが... そして下心の善行を重ねる自力... 究極... 自己判断だけど... 自我を捨てろ？ということなのかな？？ 他力...流れに任せろ？？？ってことなのかな？？？ 自然体でいろ！！...ってことか？？ 欲、煩悩。。。。etc どんな悪を持ち合わせていても初めからお見通しで、そして 阿弥陀仏の「弥陀の本願」はどんなものにも、ことにも揺るがない！ という事のようだ。凄い！！ なんか、ちょっとややこしくて頭がこんがらがるけど... 読んでいて「弥陀の本願」の威力のすごさを感じる。 15章の親鸞と唯円の掛け合いも完全に浄土へ行けるというか行くことが決まっている(＝弥陀の本願)からの会話で ちょっとジョークにも読める... もう少し...歎異抄...読んでみたいかも... 凄いことが書かれてる ふと... キリスト教関係の本に神はあなたの横で手を差し伸べている、あなたがその手に触れるだけだ...みたいなことが書かれたあったのを思い出した。 絶対の揺らぎのない 追いかけられて、捕まえられて、絶対に離されない、その腕の中にいる、絶対の安心感（この本の中に書いてあったような...) 幸福感... これって凄いなぁ〜〜〜って思ってしまう。 ふーっ、長文すぎ。。。 そうだ、もう一つ。葬儀のこととか、お墓のこととかも書いてあって... 現実的というか科学的というか...あの時代に... でもってすごく合理的でもあると思った。 親鸞... 気になる...