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なぜ日本人はかくも幼稚になったのか ハルキ文庫

福田和也(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2000/01/18
JAN 9784894566347

なぜ日本人はかくも幼稚になったのか

¥220

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

このシリーズは4巻ま…

このシリーズは4巻まで全部読んでいます。今読むと、時事の話題過ぎて、首相が違うなど、そのものとしてはあまり楽しめないのですが、政治家に求めるもの、かくあるべきということの内容は大いに共感できる。ただ、いちばんどきりとするのはタイトルですね。

文庫OFF

2014/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【戦争は悪だと唱えるのではなく、戦争は嫌だと吠えよう】 たまたま騒ぎの起こってるときにこの本を手に取ったので考え深いものになった。入り口が極端に狭く怖い顔をしているので、読めないと思う方も居るかもしれないが、言葉こそ仰々しいが、言ってることはなるほどと唸る節も多いにある。 無理に武士の精神を語りだすような所は、ああ黄昏論者かと思い苦笑したが、胡散臭さを除けば大体は筋が通る気がした。 ただ僕にいわせれば日本人は幼稚になったのではなく、元から幼稚なのだ。僕の日本は昔から弱かったんだから。昔はなどといっていても、誰も昔を知らない。今しかない。個人でなら過去の見た事もない強い日本に思いを馳せていても良いが、それを槍にし他人を非難し、それで警鐘を鳴らしたような気になっているのなら、それは大間違いで、作者こそ幼稚な日本人の映し鏡である。 僕は正義で人を弄る人が一番嫌いだ。ごめんね。

Posted by ブクログ

2014/02/03

「なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」シリーズの第1弾。戦後の日本人が、「士」(さむらい)の誇りと責任を失ったことを批判した本です。 著者は、「誇り」と「プライド」は違うと述べています。「プライド」とは、自分が特別な「個性」を持っていると思いたがる驕りにすぎず、その裏づけになる...

「なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」シリーズの第1弾。戦後の日本人が、「士」(さむらい)の誇りと責任を失ったことを批判した本です。 著者は、「誇り」と「プライド」は違うと述べています。「プライド」とは、自分が特別な「個性」を持っていると思いたがる驕りにすぎず、その裏づけになるものといえば、「せいぜいクレジット・カードがゴールドだとか、自家用車が高級車であるといった程度のもの」だとされます。一方「誇り」を持っている人は、何が本当に大切なことかを知っている人だとされます。何よりそれは、生命よりも重要なものと考えられています。 こうした、生命以上に「価値のあるもの」が存在するということを、子どもたちに教えることこそが本当の教育だと著者は述べます。さらに、個人よりも大きく、長い時間をかけて存在し、私たちがそこから出てまたそこへ帰っていく、自己の生命を超えた尊いものこそが「国家」であり、その価値への尊奉をなくしてしまったら、あらゆる価値の指標がなくなってしまうと主張されています。 福田和也の著書はどれも戦略的な書き方がとられていて、どういうスタンスで読めばよいのかいつも迷ってしまうのですが、本書は読者の心を揺さぶるような扇動的な文章で書かれているので、まずはあえて「ベタ」に読んでみるのも一つの楽しみ方だと思います。

Posted by ブクログ

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