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エデンの東(4) 4 ハヤカワepi文庫

ジョンスタインベック【著】, 土屋政雄【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2008/02/25
JAN 9784151200489

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商品レビュー

4.4

25件のお客様レビュー

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2024/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スタインベックが自ら最高傑作と認めるトラスク家トハミルトン家の物語、最終巻。  この巻ではハミルトン家の人はあまりでてこず、アダムとラスクとその息子、アロンとキャルの物語である。キャルは父親の愛を得たくて、ビジネスで成功するが、それでも父に認められない。一方アロンはキリスト教にそまり、あくまで純粋であろうとする。そして自身の純粋でない部分を嫌悪する。そう考えると二人とも、現実は十分恵まれているのに、もっと遠くへ、もっと理想へと突き進もうとする。そしてそれが、悲劇へと繋がっていくという物語である。  二人の母親のキャシー(ケイト)の悪女ぶりが物語の終焉で発揮されるのかとおもったが、あっさり自殺してしまった。  今日、スタインベックの怒りのブドウやハツカネズミと人間に比べて、あまり評価が高くないようだが。この作品は父親の愛を得られるかという問題と、アメリカ人が追い求める規範は何かいう二つの問題が扱われいる。 アロンはキリスト教と無私という崇高な精神に向かい、キャルは現実的にビジネスの成功にむかった。それはどちらも父の望むものではなかった。  召使のリーが賢く、また生活を楽しむ術をしっており、教養もあって物語を重奏的にしてくれている。  悪女キャシーの人物がもう少し、悪女なりに魅力があるように描ければ作品の評価も上がった思われる。  この作品は19世紀末から20世紀初頭の話だが、電話や車、戦争、列車輸送など現在にも通じる時代背景で古さを感じさせない作品であった。

Posted by ブクログ

2023/04/28

読了 何か 大きな物語 が 始まりそうで  始まらないまま 終わっていく それが 人生か... 多くの学びがあった 人生の早い段階で読むべき

Posted by ブクログ

2021/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ティムシェル-汝意思あらば可能ならん。 謹厳実直なアダムと、頭はキレるが邪悪な側面しか持たない(人間の善を信じられない)キャシーとの間に生まれた、キャシーに似た見た目だが純真無垢なアロンと、キャシーに似た狡猾さと悪意を持つキャル。ただしキャルは善も抱えており、その狭間に揺れる。 キャルが一人でケイト(キャシー)の店に行き、「自分の中にある意地悪さは自分のもので、あなたから受け継いだものではない。俺は俺で、あなたはあなただ」と知り、ケイトを恐れなくなるシーンが一番好き。 アロンは愛を存分に受ける子で、アブラと恋に落ちるが、純粋すぎるあまり描く物語から抜け出せない。アダムはアロンを愛していて、キャルは愛を受けていないと感じていた。 キャルがアダムに溜めたお金をプレゼントしようとするが善意を踏み躙られた(アダムが不器用がゆえ)ことで憎悪が制御できなくなり、キャルはアロンをケイトの店に連れて行く。そこで母を知ったアロンは怒り狂い、荒れきったあげく軍隊に入り、死んでしまう。アダムの卒中も重なり、キャルは罪の意識に苛まれるが、リーに許しを与えるよう請われたアダムが、遺言でティムシェルと残し永眠するところで話が終わる。 話を通して、リーがいい味を出している。 人の心、自由とは何か、壮大に描かれていて、すごく面白かった

Posted by ブクログ

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