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写楽・考 蓮丈那智フィールドファイル Ⅲ 新潮文庫

北森鴻【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/02/01
JAN 9784101207230

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写楽・考

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商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

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2022/12/23

なんだかんだ言っても読んじゃうシリーズ第3弾。工夫を凝らしているのは好みなんだけど、毎回殺人事件発生させないと成り立たないもんかね。残念感拭えないままの三國はお約束として、由美子を那智に寄せていくのはどうなのよ。表題作は写楽をどのように孝するのか期待したんだが。またなんだかんだ言...

なんだかんだ言っても読んじゃうシリーズ第3弾。工夫を凝らしているのは好みなんだけど、毎回殺人事件発生させないと成り立たないもんかね。残念感拭えないままの三國はお約束として、由美子を那智に寄せていくのはどうなのよ。表題作は写楽をどのように孝するのか期待したんだが。またなんだかんだ言っちゃったけど、民族学や歴史ネタを読みやすくしてくれるのは嬉しい。北森君「B」。

Posted by ブクログ

2021/01/11

異端の女性民俗学者・蓮丈那智が、助手でワトソン役の三國と共に事件を解決するシリーズ第三弾。 四篇の短編集。 このシリーズの魅力は、実際の事件と民俗学上の謎がリンクし同時に謎が解かれていくところにあり、毎話読後にカタルシスを感じることができます。 新しい助手の佐江や教務課のキツネ...

異端の女性民俗学者・蓮丈那智が、助手でワトソン役の三國と共に事件を解決するシリーズ第三弾。 四篇の短編集。 このシリーズの魅力は、実際の事件と民俗学上の謎がリンクし同時に謎が解かれていくところにあり、毎話読後にカタルシスを感じることができます。 新しい助手の佐江や教務課のキツネ目の男がレギュラー化し、冬弧堂の陶子やバー香菜里屋も出てきて北森作品のオールスターキャスト総出演となっており、読み応えがありました。 「憑代忌」のラストの種明かしは鮮やかで驚かされるし、「棄神祭」の謎の着地点もドキッとさせられて楽しい。 表題作の「写楽・考」はスリリングな読み口にハラハラしましたが最後はちょっとこじつけ感がありました。 考えがブレない、他人に影響されない蓮丈那智が完璧すぎて馴染めない分、頼りなくて人間くさい三國の言動にはほっこりします。

Posted by ブクログ

2020/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

蓮丈那智シリーズ第3弾。 やはり前作で助手その2としてやってきた佐江由美子はレギュラー化して、教務部の狐目さんも毎回登場するようになったので、蓮丈・内藤・佐江・狐目がひとつのチームっぽくなってきた。 それぞれの話も、以前の話で取り上げられた民俗学的テーマの続編みたいな展開があって、サザエさん的な不変の設定のもとて進行する物語から脱却してゆく感覚を持った。 でもそれで、蓮丈の魅力でもあった孤高感が薄れてしまった気がする。 ので星3つ。 それに、シリーズがまるで狐目さんが自分を取り戻す物語になってしまった感が否めない。それは遂に狐目さんに名前が与えられたことに象徴されてる。個人的には狐目さんは名バイプレイヤーでいて欲しかった。 別にいいんだけど。 ・「憑代忌」…内藤の写真が憑代にされてるらしいという大学内の現象と、旧家の守り神として伝えられた人形を調査してる最中に起こる殺人事件。前作の「触身仏」で取り上げられた塞の神論が再び俎上する。実は内藤が調査に行ってる間に、学内の内藤写真の憑代騒動が本人を害する行為にエスカレートするのを蓮丈が阻止していた。蓮丈の思いやりが垣間見えるエピソード。(それが残念といえば残念なんだけど) ・「湖底祀」…湖に鳥居が沈んでいるのが分かり、遺跡が見つかれば観光資源になると考え調査を進める村の担当者が、マスコミに鳥居以外は見つからないだろうとコメントした蓮丈に逆上する。担当者は調査を隠れ蓑に湖に盗品と死体を隠していた、という話。 ここでも塞の神論が関わってくる。鳥居=塞の神説は魅力的。 んで、結局なんで円湖って名前なんだろうか。 ・「棄神祭」…旧家御厨家で3年に一度行われる神像を燃やす奇祭を学生時代に蓮丈が取材した際、執事が殺害された。時を経て真相に至った蓮丈は再度御厨家を訪ねる。 富士塚だったのはいいとして、御神火なんて呟くかなぁ。あと神像は毎回新調されるんだろうか。 ・「写楽・考」…フェルメールの話なのになんでこんなタイトルなのか分からず、最後の最後に意図が分かって「出落ち!!」と突っ込んでしまった。 でもフェルメールが伝存してたってことはカメラ・オブスキュラも伝存してたんだよね??その辺がよく読み取れなかった。 それにしても、写楽がカメラ・オブスキュラを使用したって考察は、到底承服できない(笑)。 論文の筆者が仮名だという設定だと、狐目さんの名前に触れないわけにはいかなかったかな。名無しを貫いて欲しかったな。 第4弾もあるらしいけど、北森さんの急死でパートナーが完成させたものらしいので、あまりそそられない。

Posted by ブクログ

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