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ロスチャイルド家と最高のワイン 名門金融一族の権力、富、歴史

ヨアヒムクルツ【著】, 瀬野文教【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2007/12/10
JAN 9784532352875

ロスチャイルド家と最高のワイン

¥550

商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2016/11/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

ロスチャイルド家の歴史とロスチャイルド家が所有している二つの高級ワインの歴史の物語でした。二部で構成されており。一部ではロスチャイルド家の発展の物語、二部ではロスチャイルド家が所有するワイン農場がどのようにして一流になったかの物語でした。ロスチャイルド家が世界一のお金持ちになれた要因はだれよりも信頼できる存在である家族との結束を大切にする、惚れたものには全力を尽くすというスピリットが要因ではないかと感じました。 ロスチャイルド家と世界トップクラスのワイナリーであるシャトームートンについて知ることのできる本です。また、巨万の富を築いたロスチャイルド家の家訓やワイン栽培の苦労、ユダヤ人差別についても学べる本なので、経営やユダヤ人問題、ワインに対する幅広い知識を知りたい人にオススメの本だと思います。

Posted by ブクログ

2011/11/07

前半は、ユダヤとロスチャイルドが誇る繁栄の歴史。 後半は、ムートンを中心として、ワインにフォーカスした話。 ロスチャイルドといえば、金融において現在もなお力を有するとともに、世界トップクラスの大富豪を何人も抱える一族(資産を公開していなので、正確には不明だったかと)。 そんな、...

前半は、ユダヤとロスチャイルドが誇る繁栄の歴史。 後半は、ムートンを中心として、ワインにフォーカスした話。 ロスチャイルドといえば、金融において現在もなお力を有するとともに、世界トップクラスの大富豪を何人も抱える一族(資産を公開していなので、正確には不明だったかと)。 そんな、超大金持ちの一族の歴史とワイナリーが果たした役割について、1800年ごろから現在まで書かれている。 第二次世界大戦下のドイツで、ロスチャイルドといえど迫害に会い(というか主目標)、また一族同士でも戦い会うことになってしまう。 用法は異なるけど、「神の見えざる手」で社会が動いていて、いくら社会・政治的に影響力を持っていようとも避けられないことがある。(でも、第一次世界大戦の時には、三国協商の立役者。) ワインにおいては、天と地の条件に加えて人のストーリー。 当時一般的であった所有と経営の分離ではなく、御自ら畑でぶどうを耕作する愛着と、ブランド力を上げるための芸術ラベルの発想と、2級から1級にムートンが格上げに至るその努力。 そして、カリフォルニアの発展(猛追撃)を素直に受け入れ、ワインの発展に寄与する。かのオーパスだったり、チリでも尽力した模様。 恥ずかしながら、知らず知らずのうちにお世話になっていたようです。

Posted by ブクログ

2011/07/12

ロスチャイルド家に関する書籍は数多くあれども、「ロスチャイルドのワイン」という観点での書籍は今までになかったが、これが初めての本、という触れ込み。 ロスチャイルド家を理解する壮大な物語。 前半はロスチャイルド家とその歴史の説明、後半はワインの物語。 前半のロスチャイルド家の記述も...

ロスチャイルド家に関する書籍は数多くあれども、「ロスチャイルドのワイン」という観点での書籍は今までになかったが、これが初めての本、という触れ込み。 ロスチャイルド家を理解する壮大な物語。 前半はロスチャイルド家とその歴史の説明、後半はワインの物語。 前半のロスチャイルド家の記述も大変入念に研究されており、今までのところ読んだロスチャイルド家の研究本よりも良かったと思う。特に、「赤い楯」ではなく、「赤い表札」という考察と説明も良かった。 p.42 マイヤー・アムシェルが、子々孫々受け継いで守るよう言い残した遺言状の要点は次の5点だった。第一に、企業内の重要ポストは一族だけで独占すること、つまり、幹部を内輪だけで固めることである。第二に、事業参加は男子相続人のみに限る。第三に、一族の過半数に異議がなければ、主家も分家も長男が跡を継ぐこと。第四に、ロスチャイルド家の婚姻は、いとこ、またいとこなど同族内でおこなうこと。第五に、事業内容の秘密厳守であり、在庫・財産目録や資産内容を公表してはならないということであった。 p.333 ポイヤックのふたつのワインは趣味の上で対局を成すだけではない。両者は経営哲学でも正反対の方針を貫いている。つまりシャトー・ムートンを代表するバロン・フィリップ・ド・ロートシルト社は革新家フィリップの伝統を受け継いでオーナー自らが現場を指導し、マーケティングに金をかけ販売に重点を置いている。これに対してドメール・バロン・ド・ロートシルト社のほうは、シャトー・ラフィットの歴代の所有者がそうであったように、社主みずからは姿を現さず目立たぬよう背後に控えている。ただ会計とマーケティングと品質管理だけはパリの中央本部から指令が飛ぶ。

Posted by ブクログ

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