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ももいろのきりん 福音館創作童話シリーズ

中川李枝子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 1965/07/01
JAN 9784834000443

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商品レビュー

4.5

82件のお客様レビュー

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2023/12/19

絵本や児童文学には、つい切なさを連想してしまうのは私だけだろうか。切なさを期待する自分もいれば、切ない結末の予感に耐えきれない自分もいる。大人になった今でも「泣いた赤おに」「ごんぎつね」あたりは、タイトルだけでかなしい気持ちになる。勿論、そのかなしさが魅力でもあり、名作である所以...

絵本や児童文学には、つい切なさを連想してしまうのは私だけだろうか。切なさを期待する自分もいれば、切ない結末の予感に耐えきれない自分もいる。大人になった今でも「泣いた赤おに」「ごんぎつね」あたりは、タイトルだけでかなしい気持ちになる。勿論、そのかなしさが魅力でもあり、名作である所以だろう。 と言いつつも、「ももいろのきりん」は、そんな切なさで物語が終わらないところがよかった。ももいろのきりんとるるこは、最初から最後まで、この本の中でたのしく過ごして終わる。だからこそ、あのわくわくするようなももいろを堪能できるのかもしれない。ピンク、ではなく、ももいろ、というところも良かった。

Posted by ブクログ

2023/09/11

お母さんにもらった、とてもおおきいももいろのかみできりんをかいた 目や口も書くとそのキリンは喋り出し動き出す 雨のせいで色褪せてしまいクレヨンの木を目指すことにするが…。 色々な動物が出てきてとても色鮮やか

Posted by ブクログ

2023/06/19

「中川李枝子」さんの物語と、その夫の「中川宗弥」さんの絵による、1965年の本書は、のっけから 「あたしったら、ももいろのゆうやけの上にいるんだわ」といった、型に縛られない始まり方が、私には新鮮だった。 それは、「るるこ」のおかあさんからもらった、部屋いっぱいになる程の、大きな...

「中川李枝子」さんの物語と、その夫の「中川宗弥」さんの絵による、1965年の本書は、のっけから 「あたしったら、ももいろのゆうやけの上にいるんだわ」といった、型に縛られない始まり方が、私には新鮮だった。 それは、「るるこ」のおかあさんからもらった、部屋いっぱいになる程の、大きな桃色の紙によるもので、「このかみでなら、うんとくびのながい大きなきりんがつくれるわ」と、早速るるこは作り始めるが、その制作風景は、巨大なアートパフォーマンスを見ているようで面白く、また、宗弥さんの絵は、既に大人のアンニュイな雰囲気を纏ったような色の無い分、着飾らない自然さが魅力の、るること、如何にも子どもが描きました的な、シンプルで愛らしい桃色のきりん、「キリカ」との対照性が目にも映え、まるでセンスの良い女性雑誌のデザインのようで面白い(白黒と桃色しか存在しない世界)。 そして、ついに完成したキリカには、紙が話したり動いたりできるファンタジー感と、紙の特性を活かした現実感(糊が乾くまでぐにゃぐにゃして動けなかったり、雨に濡れると色が落ちてしまったり)とが、ほどよく混在した、子どもにとって、大変惹き付けられるものがあり、しばらくは二人で楽しんでいたが、あるとき、キリカの首に登って見えた、クレヨンの木のある山が気になって、そこから一気に、本書の世界も一面に様々な色が、鮮やかに咲き誇るようになる。 しかし、ここでの宗弥さんの絵は、ものを忠実に眺めて細かく写生した感じというよりも、どこか抽象的に近い、イメージ優先で大雑把に描いた感じで、それはキリカの絵のように、子どもが描いたような無垢な印象を持つ一方で、レモン色の猿のいる木の芸術性を感じさせる美しさもあって、はたして、これらの雰囲気を、今の子どもたちがどう捉えるのだろうと気になってしまう時代性は、正直なところ、少々感じられた。 ただ、それでも、クレヨンの木のある山に住む、これまた型に縛られない色を持った動物たちは、とても印象に残り、上記のレモン色の猿しかり、他にも、空色のうさぎ、ぶどう色のりす、クリーム色のきつねに、チョコレート色のひつじ、赤いリボンのようなへび等々、どれも個性的であり、彼等が、いつの間にか色の付いたるること一緒に踊り回る姿には、まるで、それぞれのアイデンティティを高らかに主張しているような、そんな自由奔放で平和な世界の一面を見せてくれて、そこに、長年保育士をされていた李枝子さんの人柄と、この絵本を作った意義を感じさせられたのが、とても印象的でした。

Posted by ブクログ

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