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シルバー・レイクの岸辺で
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シルバー・レイクの岸辺で
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
前作から何年も経ったところから始まる。いろいろあったのだろうな…メアリイのことは読んでるこっちもショックで本当に悲しかった。ずっと一緒だったジャックも亡くなり、悲しみとともに突然物語が動き出したね… とうさん新しい仕事があってよかった。引越しはたいへんだけど、ついに落ち着ける土地...
前作から何年も経ったところから始まる。いろいろあったのだろうな…メアリイのことは読んでるこっちもショックで本当に悲しかった。ずっと一緒だったジャックも亡くなり、悲しみとともに突然物語が動き出したね… とうさん新しい仕事があってよかった。引越しはたいへんだけど、ついに落ち着ける土地に移れて安堵。家が建つまでにはもうちょっとかかりそうだけど、かあさんのおいしいお料理を食べて、元気に暮らしていけそうだ。ローラえらいよ。最後のほうにアルマンゾの名前がちらっと。みんなの幸せを願うよ。
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作者のローラ・インガルス・ワイルダーが、その少女時代を振り返り、その経験を、そっくりそのまま、再現してみせてくれている。 アメリカ西部の開拓時代、鉄道敷設現場の事務職を手にいれたお父さん、それを支え家を守るお母さん。新しく払い下げの土地を苦労して申請する様子や、家も自分で建ててし...
作者のローラ・インガルス・ワイルダーが、その少女時代を振り返り、その経験を、そっくりそのまま、再現してみせてくれている。 アメリカ西部の開拓時代、鉄道敷設現場の事務職を手にいれたお父さん、それを支え家を守るお母さん。新しく払い下げの土地を苦労して申請する様子や、家も自分で建ててしまうお父さんの逞しさと、常に愚痴っぽいながらも精一杯お父さんに協力し、子どもたちの教育やしつけに気を配るお母さんなりの愛情が絶妙なバランスです。 そして、家族そろって居心地のいい家で過ごす幸せを、お父さんのバイオリンに合わせてみんなで歌を歌う場面が象徴しています。
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シリーズの魅力は、ローラの勇気=フロンティア精神と開拓農家の生活の活き活きした描写。表現力の淵源は姉への口頭描写によるもの。 北アメリカ大陸は1492以前、千数百万人が暮らしていたが、白人の持ち込んだ伝染病で20分の1以下となった。そのお返しに家畜の伝染病だった梅毒がヨーロッパか...
シリーズの魅力は、ローラの勇気=フロンティア精神と開拓農家の生活の活き活きした描写。表現力の淵源は姉への口頭描写によるもの。 北アメリカ大陸は1492以前、千数百万人が暮らしていたが、白人の持ち込んだ伝染病で20分の1以下となった。そのお返しに家畜の伝染病だった梅毒がヨーロッパからアジア東端の日本に伝わるまで20年かからず、性倫理は一変した。 前巻も本巻も製材した材木で家を建てた、製材機は森林資源を大量に浪費する。旅行鳩絶滅や竜巻やイナゴの大量発生は白人が生態系に干渉した結果だが、「バッファローは、インディアンの家畜だったので白人がぜんぶ殺してしまったのです」 大陸横断鉄道建設時代。ハイおじさんは「夏じゅう骨身を惜しまず働いて生活も切り詰めていたのに…仕事が終わってみると会社は、貸し越しになっていると…それで次の契約をしろって」 しかし、今回、仕事が終わったあと、もてるだけの資材を持っていく。父さんは「俺は持って行った資材の代金を貸し越しと記録するだけだ。前回は会社がだました。奴はその仕返しをしただけさ」 鉄道会社のことをRober Barons というから、あくどいことえげつないこともしたのだろう。
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