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アンガスとあひる
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アンガスとあひる
¥220
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
知りたがりやの小犬・アンガスの冒険 こいぬのアンガスは、見るもの、嗅ぐもの、何でも知りたがります。なかでも一番知りたがったのは、庭の生垣のむこうから聞こえてくる、やかましい音の正体。ある日表に飛び出したアンガスは、生垣の下をくぐってむこうがわにでました。そこにいたのは2羽のあひる。最初はあひるたちを追い回していたアンガスですが、最後にはひどい反撃を受け家の中に逃げ帰ります。そして、しばらくは何も知りたいとは思わないのでした。 読んであげるなら 4才から 自分で読むなら 小学低学年から」
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「マージョリー・フラック」は、『100まんびきのねこ』の「ワンダ・ガアグ」と共に、アメリカ絵本の基礎を築いたといわれる絵本作家で、本書のオリジナルは1930年との事ですが(ちなみに日本版テキストは1974年)、決して古びた印象は無く、寧ろ、シンプルながら、人生の辛苦にも擬えること...
「マージョリー・フラック」は、『100まんびきのねこ』の「ワンダ・ガアグ」と共に、アメリカ絵本の基礎を築いたといわれる絵本作家で、本書のオリジナルは1930年との事ですが(ちなみに日本版テキストは1974年)、決して古びた印象は無く、寧ろ、シンプルながら、人生の辛苦にも擬えることが出来て、普遍性のある物語だと思いました。 登場キャラは、スコッチ・テリアの「アンガス」と、二羽のあひるだけで、アンガスの表情豊かで躍動感のある絵と、あひるたちの飄々とした無表情そうに見えながらも、確かな意思を持った絵とが、見事な対照性をなしており、白黒とカラーを交互に繰り返す絵もメリハリがあって、良いと思いました。 そして物語は、アンガスが未だ見たことのない、外の世界に初めて踏み出していったら、いきなり現実の厳しさを思い知ったという、切なさがありながらも、それを鳴き声で表現しているところが、どこかユーモラスで印象的でしたし、おそらく、これを繰り返して、人も学び生きていくのだろうなと思わせるところに、この絵本の変わらぬ普遍性を感じましたが、あひるという言葉には、今村夏子さんの同名小説を思い出させるものもあり、決して見た目で判断してはいけないといった、教訓ものにもなっております。
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あひる出てきたらガーガーってところで笑う息子 何か惹きつけるものがあるんだなと思いました しりたがりやのアンガスが ジョージとかぶるようです
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