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身体から革命を起こす 新潮文庫

甲野善紀, 田中聡【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2007/08/27
JAN 9784101326511

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商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2020/06/14

僕が大学1回生のとき(2003~04年ごろ)、古武術を基盤とする甲野さんの身体の動かし方が各メディアで大きく取り上げられた。 そのポイントは、「身体を捻らない、力をタメない」ということで、末續慎吾選手が取り入れたことで有名になった「ナンバ」と呼ばれる動きがベースとなる。 「...

僕が大学1回生のとき(2003~04年ごろ)、古武術を基盤とする甲野さんの身体の動かし方が各メディアで大きく取り上げられた。 そのポイントは、「身体を捻らない、力をタメない」ということで、末續慎吾選手が取り入れたことで有名になった「ナンバ」と呼ばれる動きがベースとなる。 「たとえば100メートル走だったら、スタート地点でつまずいて『ワッ、倒れそう』という状況を作って、そこをなんとか倒れないようにギリギリで釣り合いをとって、ゴールまでイッキに吹っ飛んでいく」ような走り方を「ナンバ走り」という。 筋トレをして一箇所の筋肉を太く大きくすることよりも、身体全体としてうまくバランスを取っているほうがいいという考え方は非常に斬新だ。 『重い、重い』と思いながら筋肉に負荷をかけるのではなく、重さを重さと感じない身体を作らなければならないと甲野さんは考えている。 強く速くなるために筋トレをするのは当たり前のことだと思っていたから、この本を読んだときの衝撃はすごく大きかった。 「正しいこと」とされているものを疑い、人間にとってもっとも効率的な動き方を追究し続けている甲野さんの取り組みはめちゃめちゃおもしろいと思う。 きっとテニスにも応用できるはずだ。 世の中にはこういう研究もあるんだなあ。

Posted by ブクログ

2016/03/30

広島大学の柳瀬陽介教授のサイトに紹介されいるのを見つけ、読むことにした。 甲野氏のことは知っていはいたが、詳しくはわからなかった。 明治以前の日本人は、仕事の中で身体を使っていた。しかし、情報化社会=脳化社会の現代では、脳が肥大し、身体は置き去りにされている。その流れに棹を挿して...

広島大学の柳瀬陽介教授のサイトに紹介されいるのを見つけ、読むことにした。 甲野氏のことは知っていはいたが、詳しくはわからなかった。 明治以前の日本人は、仕事の中で身体を使っていた。しかし、情報化社会=脳化社会の現代では、脳が肥大し、身体は置き去りにされている。その流れに棹を挿しているのが甲野氏である。 相手と自分、環境と身体という関係性の中にとらえる身体観は、骨と関節と筋肉と捉える分析的身体観とは必然的に異なる。変化する相手と自分、変化し続ける環境と身体という関係性で捉える身体観は、異なる思考を生み、飛躍を促す。 さまざまな分野の人が、甲野氏に触れることで、ある種の飛躍を促される。 甲野氏が注目される理由がここにある。

Posted by ブクログ

2016/01/13

著者の甲野善紀氏は、武術家、武術を基にした身体技法の実践研究家である。本書は2005年に発刊、2007年に文庫化された。 甲野氏は、「ナンバ」(右手と右脚、左手と左脚を同時に出す、江戸時代の飛脚の走り方)など、日本人古来の身体の使い方に注目し、独自の身体操法を研究してきたが、そこ...

著者の甲野善紀氏は、武術家、武術を基にした身体技法の実践研究家である。本書は2005年に発刊、2007年に文庫化された。 甲野氏は、「ナンバ」(右手と右脚、左手と左脚を同時に出す、江戸時代の飛脚の走り方)など、日本人古来の身体の使い方に注目し、独自の身体操法を研究してきたが、そこから導き出されたのは、「体幹部をねじらず、足で床を蹴らない、つまり反動を利用することがない」動きであり、本書においても様々な実例が紹介されている。 そして、甲野氏は、「私が研究してきたのは、剣術にも体術にも共通するような動きの原理、身体の使い方の原理ですから、スポーツにも応用できます。ただ、それは今日のスポーツの常識とはまったくちがった動きです。だからこそ現代のスポーツの常識では無理だと思い込まれてきたようなことを可能にするのです」といい、甲野氏から直接教えを受けた桑田真澄や、直接の接触はないというものの、「ナンバ」が一般に注目されるきっかけを作った末續慎吾ほか、多数のアスリートへ影響を与えたことが語られている。 また、甲野氏の理論は今や、武術やスポーツのみならず、楽器の演奏、舞踊、介護医療に応用されており、フルート奏者の白川真理の例も記されている。 様々な分野を支配する西洋的観念・発想を見直す一つのアプローチとして注目に値するものと思う。 (2007年9月了)

Posted by ブクログ

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