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商品レビュー
3.4
46件のお客様レビュー
この人の作品らしく、ゆるくて、オチはなし でもその分さらっと読めるから私はわりと好きです 舞台は東京で、知ってる場所と地名がかなり出てきた でも会話文はおもいっきり関西弁だったりして そのコントラストがよかったなぁ 日常を描くことが多いだけあって この人の「日常論」みたいなも...
この人の作品らしく、ゆるくて、オチはなし でもその分さらっと読めるから私はわりと好きです 舞台は東京で、知ってる場所と地名がかなり出てきた でも会話文はおもいっきり関西弁だったりして そのコントラストがよかったなぁ 日常を描くことが多いだけあって この人の「日常論」みたいなものがきれいに文章になってる この考え、すごく共感しました↓ 「なんか急に、いつもと違うこととか新しいことをやってみようと思う瞬間があって、それでいつも実際やるわけじゃないけど、たまにほんまにやってみるときがあって、なんでかわからんけどできるときがあって、そういうのだけがちょっとずつ変えていけるんちゃうかなぁ」
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これこれ。探してたの。 何箇所かいいところはあるけど、しょうちゃんの言った、なんか急にやりたくなって、いつも実際やらないけどたまにできる時があって、そういうのだけが少しずつ何かをかえていける、って言うの、ききたかったの。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東京国際ブックフェアのセミナーで柴崎さんのお話を聞く機会ができたので適当に図書館にあった著作を選んで読んでみた。 うーん……知らない人の旅の思い出のアルバムをめくっている感じ。感想としては「でっていう」かなあ。純文芸の中にはこういうヤマなしオチなしイミなし小説たくさんあると思うのだけど、そこに何か引き込まれるものがあるかないか、で好みが分かれるんだよね。わたしとは波長があんまり合わなかった。雰囲気は嫌いじゃないけど、興味はあまり湧かなかった。 ラストも枚数が残り少なくなって慌てて鳴海くんの話に戻したんかな、みたいに思ってしまった。 鳴海くん=岩井鳴海だって最初わからなくて混乱。ナルミって女の名前っぽいから、てっきり名字だと思ってた。説明の少ない小説だから、そういうところにひっかかるとずっとモヤモヤしちゃう。 あ、でも柴崎さんが漱石が好きだっていうのは分からなくもなかった。
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