- 書籍
- 文庫
キリスト者の自由・聖書への序言
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
キリスト者の自由・聖書への序言
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
見よ、これが愛の本性なのであり、それの真実な場合のそれなのである― キリスト教への親しみが増した一冊だった。 読み終わった後、ルターの命懸けのキリスト世界への情熱と当時の思いを馳せると、なんとも感慨深い。
Posted by
たまたま古本屋でタイトルと古書のオーラに惹かれて買ったが、思いがけず歴史的に重要な本だった。この本を境にプロテスタント運動が活発になりカトリックと別れていった(ということで合ってるだろうか?)、そう思うととても感慨深い。 古い本だけに字体は固く読みにくさはもちろんあるが、そもそ...
たまたま古本屋でタイトルと古書のオーラに惹かれて買ったが、思いがけず歴史的に重要な本だった。この本を境にプロテスタント運動が活発になりカトリックと別れていった(ということで合ってるだろうか?)、そう思うととても感慨深い。 古い本だけに字体は固く読みにくさはもちろんあるが、そもそものルターの文章字体はとてもフランクに書かれていて背景を想像しながら読むとかなりスラスラと読むことができた。腐敗していったカトリックに対して、敬虔でまっすぐな想いで形式より中身が大切だと語っている、その立ち向かう姿勢がかっこいい。 「聖書への助言」これはさらに読みやすい。昔の人はクリスチャンであっても教養の問題か、聖書の内容に明るくない人が多かったのだろうか。聖書を殆ど読めていない人へ、何から手をつけたらいいのか丁寧に書いてある。私みたいなキリスト教初心者にも優しい内容だった。特に詩篇が好きだったというルターの熱が、詩篇について書かれている部分から見てとれて和んだ。改めて詩篇を読んでみたくなった。
Posted by
「自由」と一言で言っても、仏教的自由とキリスト教的自由とは意味が異なる。 「表現の自由」とか「自由主義経済」とかいう場合は、これは欧米からもたらされた概念なので、もちろんキリスト教的自由をさす。 だから、キリスト教の発想を理解しなければ、ビジネスも政治も世界に取り残されることにな...
「自由」と一言で言っても、仏教的自由とキリスト教的自由とは意味が異なる。 「表現の自由」とか「自由主義経済」とかいう場合は、これは欧米からもたらされた概念なので、もちろんキリスト教的自由をさす。 だから、キリスト教の発想を理解しなければ、ビジネスも政治も世界に取り残されることになる。日本では最近世界に通用するイノベーションが生まれないと言われるけれど、それはここに原因があるのではないかと思う。 クリスマスに読む本としては最適だったと思う。
Posted by