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LOVE
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LOVE
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商品レビュー
3.4
34件のお客様レビュー
久々に古川作品を読んだが、何冊も読んでこの人の文体が好き、というくらいにならないと読むのがつらい。 個人的には馴染みがありありな土地が舞台であり、所々文体を抜きにして面白い部分が見えるので残念。
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『LOVE』読了。 内容が意味不すぎて読んでて面白かった笑 本当に意味が分からない、けど面白い。 独特な言い回しや謎の急展開、各短編に必ず登場する沢山の猫たち。そして20人にも及ぶ登場人物。これは現実?それとも妄想?と、捉えられてもおかしくないわ。 んんんん血管が浮き出るくらい難...
『LOVE』読了。 内容が意味不すぎて読んでて面白かった笑 本当に意味が分からない、けど面白い。 独特な言い回しや謎の急展開、各短編に必ず登場する沢山の猫たち。そして20人にも及ぶ登場人物。これは現実?それとも妄想?と、捉えられてもおかしくないわ。 んんんん血管が浮き出るくらい難解でした。 出会ったばっかりの女の目の前でエレキギターで人を殺した後、女に抱擁し口づけしたのちに「逃げろ」と言う男。それを聞き瞬時に逃げる女。サイケデリックなシーンでぞわっとした。 最初のほう、途中で脱落しそうだなぁ…とフラグが立っていたわけですが。なんとかね、読み終えることができました。 品川駅が港区にあり、目黒駅が品川区にあること。 小泉八雲がギリシャ生まれのイギリス人だったこと。 事実を小説を通して知る。事実は小説より奇なり…しかし、その事実を小説で知る…変なの、ちょっと面白い。 2021.5.17(1回目)
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GINZA2020年11月号の特集で知った本。 文庫本持って、目黒川近辺を歩き回りながら(猫を探しながら)読むと、小説の世界に浸れそうだ。 書かれたのが15年前なので、風景もだいぶ変わってしまったとは思うけど。 内容はなかなか難解。 非常に緩い繋がりの連作短編集。 著者は後記で...
GINZA2020年11月号の特集で知った本。 文庫本持って、目黒川近辺を歩き回りながら(猫を探しながら)読むと、小説の世界に浸れそうだ。 書かれたのが15年前なので、風景もだいぶ変わってしまったとは思うけど。 内容はなかなか難解。 非常に緩い繋がりの連作短編集。 著者は後記で全体を「巨大な短編」と言っている。その意味はあまりよくわからない。 タイトルの意味もあまりよくわからない。 でも、嫌いではない。 猫たちがそれぞれの章の間を行き来する。 都会には思ったよりたくさんの猫がいる。
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