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実存主義とは何か

ジャン・ポール・サルトル(著者), 伊吹武彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 人文書院/人文書院
発売年月日 1996/02/01
JAN 9784409030424

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商品レビュー

4

29件のお客様レビュー

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2024/02/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

「実存は本質に先立つ」 最初はどんな人間も何者でもなく、定義不可能なものである。人間の本性は存在しない。それを作る神は存在しないからだ。 人間は後になって初めて人間になるのであり、自らが作ったところのものになる。それ以外の何者にもなりようがない。 では、どのように自分を作っていけばいいのか。 「投企しなさい。未来に向かって自分を投げ出しなさい」 将来こうなりたいと願い、その実現のための目標や計画を立て、積極的に行動すること また、実存が本質に先立つというのは、こういう事である。 「自分自身だけでなく、全世界に向けて責任を持つこと」 例えば、職場で明るく挨拶をすることは、自分の評価が上がるだけでなく、全体の雰囲気を良くする。 また、エコバックを持つことは、節約になるだけでなく、周りの人の意識も変える。 責任に伴う苦悩があるからこそ、あらゆる手を尽くす。 「人間は自由の刑に処せられている」 神がいない中で、自分を正当化してくれる価値観も、頼れる存在もいない。無限に広がる可能性の中から、責任ある選択をしていく必要があり、孤独だ。 「人間は自分の目的によってのみ存在し、自己を実現する限りにおいて存在する。人間とは、自分の行動の総和である。」 例えば、どんな天才でも作品として表現されなければ天才とは言えないし、自ら愛さない限り愛は存在しない。 またサルトル自身も、153cmで強度の斜視でありながら、自由恋愛を認める結婚体系を取るなど、多くの美女と恋愛した。 遺伝、環境、時代、他人のせいにするのは、責任のない自己欺瞞である。 「地獄とは他人のことである」 他者の視線によって自分の存在が定義され、主体性が奪われてしまうため。 これを防ぐために、人に評価された際には、相手に対しても同じ眼差しを向け返すのが良い。 「アンガージュマン(engagement)により、人は一つの型を作り、自己を実現していくのだ」 自分を巻き込み、参加させること。例えば結婚することも、一夫一妻制を推進することになる。 「歴史という大舞台に立ちなさい」 理想的な社会を作る一員としての行動をせよ。

Posted by ブクログ

2023/11/11

不安、絶望、自由、責任、投企、主体性 実存は本質に先立つ カミュが不条理、サルトルが実存 実存主義的な状況の結果として不条理が現れる

Posted by ブクログ

2023/09/20

「実存主義への非難に応えたサルトルの講演と討論からなる入門書。本書は実存主義の本質を伝え、その思想がヒューマニズムに直結することを明快に描いている。今回改版にあたり、その発想を具体的に示す初期作品を5点増補した。サルトル哲学理解への新たなアプローチのための必読書。」 ・「WW2...

「実存主義への非難に応えたサルトルの講演と討論からなる入門書。本書は実存主義の本質を伝え、その思想がヒューマニズムに直結することを明快に描いている。今回改版にあたり、その発想を具体的に示す初期作品を5点増補した。サルトル哲学理解への新たなアプローチのための必読書。」 ・「WW2直後のヨーロッパでは、戦前まで人々を支えてきた近代思想や既存の価値観が崩壊し多くの人々は生きるよりどころを見失っていました。巨大な歴史の流れの中では、「人間存在」など吹けば飛ぶようなちっぽけなものだという絶望感も漂っていました。そんな中、「人間存在」の在り方(実存)に新たな光をあて、人々がさらされている「根源的な不安」に立ち向かい、秦に自由に生きるとはどういうことかを追究したサルトルの哲学は、人間の尊厳をとりもどす新しい思想として注目を浴びたのです。」 ・「サルトルは時代の対話相手だった」と、フランス文学者、海老坂武氏は語っている。「何かおこる度に、サルトルは果敢に自らの主張を発信し、態度表明を続けた。彼に反対するにしろ、賛成するにしろ、人々は彼がどんな意見を述べるかに注目した。」 (『100分de名著名作セレクション』文藝春秋 より)

Posted by ブクログ

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