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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 1981/06/01 |
JAN | 9784061470460 |
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ムーミン谷の夏まつり
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ムーミン谷の夏まつり
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<夢の中の出来事のように、見えない手に操られ、世界は動く。> ムーミンのアニメの歌は覚えている。 独特のおっとりした風貌のムーミンとその彼女。旅するスナフキン。皮肉屋のミィ。地面から生えてくるニョロニョロ。そんな登場人物たちも何となく覚えている。 だからおそらく、アニメは多少は...
<夢の中の出来事のように、見えない手に操られ、世界は動く。> ムーミンのアニメの歌は覚えている。 独特のおっとりした風貌のムーミンとその彼女。旅するスナフキン。皮肉屋のミィ。地面から生えてくるニョロニョロ。そんな登場人物たちも何となく覚えている。 だからおそらく、アニメは多少は見ていたのだと思うのだ。 だが、どんなストーリーだったのか、ちっともさっぱり覚えていない。 今回、ちょっと機会があって、読んでみた。 「ムーミン」はフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンが生み出したシリーズものである。主人公のムーミントロールは妖精の一種で、ムーミン谷と呼ばれるところに住んでいる。ムーミン一家以外にも(人ではない)さまざまなものたちがときには仲良く、ときには衝突しながら暮らしている。 このお話では、激しい雨により洪水が起き、ムーミン谷は水に呑まれてしまう。皆は、流されてきた大きな家(実は劇場)に移り住むことにする。 その後、ムーミンたちが皆からはぐれたり、ムーミン谷を目指していたスナフキンがてんやわんやの状況になったり、さまざまなことが起こる。 だが、終盤に向かって、作者の優しい手がふわりと陰で動き始め、あの人・この人を包み込み、あるべき場所にそっと置いていく。 読んでいると、どこか、子供の頃見た夢を思い出すのだ。 まわりの世界は当然のように動いていくのに、自分はなぜこうなっているのかさっぱりわかってはいない。わからぬまま、ただただこれはこうなるのが当然なのだ、という思いだけが浮かぶ。 見ていたはずのアニメのストーリーをまったく覚えていないのは、このお話が、ある意味、ストーリーを楽しむというよりも、「世界観」自体を味わうものだったからではないのか、とふと思う。 ムーミン谷を去り、しばらくぶりに訪ねたとしても、それはきっと変わらずそこにある。いろんな出来事があったとしても、おそらくそこに流れる空気は変わらない。 ・・・それを確かめるためには、シリーズの他のものも読んでみなければならないけれど。 *ムーミントロールはとても性格のよい男の子だ。こんな彼氏がいたら、というよりは、こんな息子がいたら楽しいだろうな、という感じ。 *ヘムルの人たちというのが出てくるのだが、これがよくわからない。ムーミンとはまた別の種族の妖精みたいなものだろうか・・・?
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内容ももちろん大好きだけど、あとがきも好き。ムーミンにでてくる登場人物は、みんなそれぞれ欠点や短所を持っているけど、お互いそれを認め合い仲良くやってるみたいな感じのことが書いてあった。
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ムーミン谷シリーズはこれで3作読みましたが、下村さんの訳が一番すんなり読めました。 離れ離れになってしまったムーミン一家を、舞台劇が紡いでいく様子が、「夏まつり」の読みどころだと思います。 最後の場面で、スナフキンとムーミントロールが肩を寄せ合って他愛のない話をしているところが素...
ムーミン谷シリーズはこれで3作読みましたが、下村さんの訳が一番すんなり読めました。 離れ離れになってしまったムーミン一家を、舞台劇が紡いでいく様子が、「夏まつり」の読みどころだと思います。 最後の場面で、スナフキンとムーミントロールが肩を寄せ合って他愛のない話をしているところが素敵でした。2人の友情にウルっとくる!
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