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アフリカにょろり旅
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アフリカにょろり旅
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商品レビュー
3.8
25件のお客様レビュー
ウナギの研究者のハードなアフリカ探訪記。そもそもウナギが何種類いるのか知りませんでしたが、17種類と結構少ない数なんですね。その中の一種類を入手する為にかなり壮絶な旅をしています。おちゃらけて書いていますが死ななくて良かったねというレベルです。僕レベルでもウナギの産卵場所を探すた...
ウナギの研究者のハードなアフリカ探訪記。そもそもウナギが何種類いるのか知りませんでしたが、17種類と結構少ない数なんですね。その中の一種類を入手する為にかなり壮絶な旅をしています。おちゃらけて書いていますが死ななくて良かったねというレベルです。僕レベルでもウナギの産卵場所を探すために研究を重ねて、マリアナ海溝の中で産卵している事が分かったという事を知識として知っていますが、それを発見したのが筆者の師匠である教授なんですね。その教授は学会の為に帰らなくてはいけないので、弟子2人だけでディープアフリカを駆けずり回る姿は相当に困難だったんだろうなと想像に難くありません。
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面白くて一気に読んだ!アフリカの宿やトイレ事情。忘れていたけどそうだった!と。「ん」で始まらない食べ物だ!と喜ぶ俊君。分かる分かる。地獄のようなカオスのバスでの移動。写真が欲しかった。ウナギの! ブログに旅行記含め→http://zazamusi.blog103.fc2.com/...
面白くて一気に読んだ!アフリカの宿やトイレ事情。忘れていたけどそうだった!と。「ん」で始まらない食べ物だ!と喜ぶ俊君。分かる分かる。地獄のようなカオスのバスでの移動。写真が欲しかった。ウナギの! ブログに旅行記含め→http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-131.html
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東京大学の研究者が、ウナギを求めてアフリカの奥地を旅した壮絶なサバイバル紀行文。東京大学海洋研究所・行動生態研究室は、「ウナギグループ」として世界にその名を知られている。ウナギを食うのはそれこそ「日本の文化」だと思うが、その生態は謎に包まれている。淡水魚として知られてはいるが、...
東京大学の研究者が、ウナギを求めてアフリカの奥地を旅した壮絶なサバイバル紀行文。東京大学海洋研究所・行動生態研究室は、「ウナギグループ」として世界にその名を知られている。ウナギを食うのはそれこそ「日本の文化」だと思うが、その生態は謎に包まれている。淡水魚として知られてはいるが、実は海で産卵して川へのぼってくる魚であり、日本のウナギは2000kmも離れたグアム島近くの深海で産卵しているという。(この事実を突き止めたのも著者所属のグループ) 現在地球上に生息するウナギは前18種類。この19種類を集めた研究機関は、当時まだなかった。著者は世界中からウナギを集めまくり、とうとう最後の1種、アフリカに生息する「ラビアータ」を手に入れるため、アフリカへと飛んだのだが……。 熱暑、昆虫、マラリアや住血吸虫の危険など、ほんとーに過酷な旅なのだが……彼らは人跡未踏の地に行ったわけではなく、アフリカの人たちが暮らしているところへ行って「うなぎない?」「あれば高く買うよ」「探してきてよ」「自分で釣っちゃうよ」とやってたわけで。あらためて、アフリカの人々のたくましさと、日本人の温室育ちっぷりに感心できる(著者自身がそーいうふーに書いている)話ではある。 単純に読み物としておもしろい。字組もゆるやかで、適度にルビもふられていて、中学生くらいから読めるのではないか。
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