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東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム NHKブックス1074

東浩紀, 北田暁大【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2007/01/30
JAN 9784140910740

東京から考える

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商品レビュー

3.8

31件のお客様レビュー

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2019/03/31

★まあ、インテリの議論★年代や育った場所から共感できるところは多々ある。ただ、青葉台がロハス的な広告を信じてる反ジャスコ的というのは、逆に東急の郊外開発が固定してしまいジャスコ的に乗れなかっただけなような気も。この本が2007年のものだから仕方ないが、むしろ今は東急沿線は高齢化し...

★まあ、インテリの議論★年代や育った場所から共感できるところは多々ある。ただ、青葉台がロハス的な広告を信じてる反ジャスコ的というのは、逆に東急の郊外開発が固定してしまいジャスコ的に乗れなかっただけなような気も。この本が2007年のものだから仕方ないが、むしろ今は東急沿線は高齢化して置いていかれた場所だろう。TDLに代表されるようなシミュラークルシティは、バブルの色香がかすかに残る時点の議論だろう。  「ルポ川崎」を読んだ後だけに余計に強く感じるが、当たり前とはいえインテリの議論ではある。エスニックコミュニティーが見えなくなったというが、一見さんが街を見て回っただけでは言い過ぎだろう。いまはまた川口に中国人街ができているという。あとがきで「都市論論になるのは避けようとした」というが、やはりメタ理論。現実の人間のたくましさとの接点をどう見せたらよいのかを感じさせる。

Posted by ブクログ

2019/03/07

世代は近いけれど、筑駒〜東大の東さんよりは、中等部〜慶大の泉麻人さんの東京論の方が小生にはしっくり来る。ただ、まえがきにもあるように、この本は、東京「について」考える本ではなくて、東京「から」考える本。そう思って読めば、なかなか興味深い論点がいくつかあった。

Posted by ブクログ

2019/01/06

ともに1971年に生まれ、東京校外で生まれ育ち、現在も東京に暮らす批評家と社会学者が、東京の街をネタにして社会論を語り合います。 こういうの、面白いんだよね。 自分も東京で生まれ育って、しかも同世代(北田氏とは学生時代個人的に親交があったりする)なので、こういう話を居酒屋でする...

ともに1971年に生まれ、東京校外で生まれ育ち、現在も東京に暮らす批評家と社会学者が、東京の街をネタにして社会論を語り合います。 こういうの、面白いんだよね。 自分も東京で生まれ育って、しかも同世代(北田氏とは学生時代個人的に親交があったりする)なので、こういう話を居酒屋でするんだったらぜひ参加したいなと思ってしまう。 しかし、果たしてこれはアカデミズムなのだろうか、という疑念は読んでいる間常につきまといました。 だって殆ど個人的な体験と印象のみに基づいた議論なんだもん。 スノビッシュなお化粧はされているにしても。 とはいえ、2005年に出された本で出版後7年も経過しているわけですが、ここで語られている現象はますます現実に進行しているようには思えます。 「国道16号線化(ジャスコ化)」だとか、見た目だけでは地域の貧富差がわかりづらくなっているだとか。 東氏はそうした「動物的な事実の避け難さ」を容認しているのに対して、北田氏はそれに抵抗したい志向がある、という違い。 その違いは下北沢の再開発に対する評価の違いなどに現れます。 自分、個人的にはジャスコ化は仕方ないんじゃないかな…と思ってしまうほうなので東氏寄りと云えるかもしれません。 でもそれって情報化や人の行き来が簡単になったことにより生じた画一化、というか「画一」範囲の拡大なんじゃないの?という気もします。 昔は村や集落レベルで「画一」していたのが、東京とか日本という広い範囲での「画一」に拡大した、みたいな。 まあ、いずれにしても街の個性が薄まって、つまんなくなっているのは確かですけどね。 今後高齢化が激しく進んだら、こうした街の風景もまた変わっていくんでしょうね。 どう変わっていくのかはまったく想像がつかないけど。

Posted by ブクログ

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